ヤングガンガン本誌より 【咲-Saki-】 <102局・困惑>



遂に 【咲-Saki- 本編】 と 【咲-Saki- 阿知賀編】 が本格的にクロスリンクし始めた!!
阿知賀の方では <第09話・連荘> アニメなら <第10話・連荘> の明晰夢the和ですね。

はー。しかし咲さんも和も優希もスゲェ可愛くてどうしようかと思った。
この部屋に忍び込まない京太郎さんマジ紳士。
ついカッとならないエトペンさんマジ紳士。

優希は中学時代、花田先輩 ─── すばら先輩が結構好きだったのかな?
寝起きに ”ドゥッ” という音を立ててまで反応するとはw
すばら先輩は面倒見よさそうだし、懐いている優希を想像すると大変微笑ましいぞ。
純君と優希のような感じでピュアな心で応援出来る。
是非、番外か何かで読めないだろうか。

そういや、百合的な意味での優希の二次創作ってほとんど見ないな。
私が探せていないだけなのかも知れないが、優和とかはもっとあっても良いと思うんだ。
今度、小ネタの一本でも自給自足してみるかな。



和が阿知賀女子を発見!!
阿知賀の <第13話・再会> の時に 「本当は阿知賀に薄々気付いてたんじゃね?」 と書いたのですが、薄々どころじゃなくてガッツリ分かっていたんだな。
また、染谷先輩から阿知賀のメンバー表を渡された時に少し震えている描写が良いね。
それだけ心を躍らせていたということは、一見淡白に見えたあの再会も、実は和なりにドキドキしていたのかもなあ。
穏乃達と連絡を取り合っていた訳でもないし、疎遠になった後に転校してしまった経緯もあって、そう容易くキャッキャッ出来なかっただけなのかも知れないな。
阿知賀の方の和も再会した直後に震えていたことだし。

あと、和の中では、あくまで玄は ”ドラを抱えたがる” ということになっていてワラタ。
さすが、かつて 「10回続いたりしたら別の理由を考えます」 とか 「現象は信じませんが 気持ちを否定したくはないので」 とかを言っていただけのことはある。
たぶん、和は阿知賀キッズ時代に玄のドラ現象を10回以上余裕で見てしまって、”現象は信じない” ”別の理由” を試算した結果、くろちゃーは ”ドラを抱えたがる打ち手” ということに纏まったのだろうw
ドラゴンロードとかそんなオカルトありえないんやな。
和らしい考え方で実に良い。

そして、キャプテンの反応を見るに、<第07話・修行> の時点では阿知賀のことを知らなかったみたいだ。
全くの知らない人達の為にアポイントなしの修行に付き合うとか、風越も鶴賀もごっさ良い人。
それに夜食まで用意しちゃうとか……
そんなの、ただの優しくて可愛くて綺麗で麻雀が強いだけの天使じゃないかっ。
好きですわー
でも、キャプテンが阿知賀を知らないってことは、「あの…今日のこと」と言われていたことを蒲原はちゃんと守ってるんだな。
偉い。

─── おや? この辺のコマで優希の髪がベタ塗りになっているところがあるな。
本来ならトーンだよね。
見慣れていないから驚いた。
単行本では修正が入ることだろう。

なお、部長やキャプテンや染谷先輩が観戦しているTVモニターに思いっ切り ”宮永” 照 と表記されているが、そろそろこの辺のツッコミも誰かから入るだろうか。
や、今はまだ描写されていないだけで、もうとっくに姉妹関係も告白済みなのかも知れないが、キチンとした本編の描写でどこまでOPENになっているのかは知りたいな。


 

「今この会場に………お姉ちゃんがいるんだ……」

会場に到着し、姉の照に思いを馳せる咲さん。
それと同時に引き出された過去の記憶とは ─── !?




エッ?(゚Д゚≡゚Д゚)エッ?

……絵面が重いよ!
幼少期の咲さんと遊んでいる謎の子とか、ストレッチャーで運ばれてる人とか、点滴とか、車椅子とか、火事とか、薔薇とか、意味深な写真とか照さんの後姿とか……何だこれ。
描写的に、誰か死んでてもおかしくなさそうな……何だこれ。
家族離散の背景って、ひょっとしたら麻雀は全く関係ない話だったのか……?
咲さんが照と ”麻雀で話す” と言っていたのは、本当にただの切っ掛け作りなだけで、その本筋は更なる闇の中……?
エッ?(゚Д゚≡゚Д゚)エッ?
【咲-Saki-】はいつも予想の斜め上だな池田ァ!!(←池田は関係ないだろ!)
今回ばかりは本気で咲さんの心中を推察することが出来ない。
一体、宮永家に何があったんだ……
咲さんと照は何を背負っているのだろう。

─── ただ、試しに 【咲-Saki-】 を全部読み直してみたところ、一点だけ拾えた描写があった。
それは、今回の回想でも描写されていた ”薔薇” の花である。
咲さんが大切にしている照との思い出、嶺上開花の象徴といえば ───


言うまでなく、背景に咲かせてきたこのユリの花。
今までの描写で、咲さんがこの花を違えたことは一度たりともなかった。
そう、全国大会二回戦オーラスまでは。
全国大会二回戦(南四局)にて咲さんが見せた嶺上開花 ───


それだけが唯一、ユリではなく、薔薇の花を咲かせている。
ひょっとしたらこれが何かを暗示していたのだろうか?
二回戦では 「自分が一番慣れている子供の頃の打ち方でしか見えなかった」 と発言した咲さん。
「今度打ったら………たぶん勝てません……っ」 と言うくらいに追い詰められていた咲さん。
この極限状況が深層心理に何かしらの影響を及ぼしていたのかも知れない。

ちなみに、薔薇といえば色々な逸話があるけれど ───


ローマ人は、一輪のバラを天井につるし、その下でした話は一切秘密にする約束を守ったので、
「バラの下で」という言葉が「秘密に」という意味になって今に残っている。

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「私は愛の秘密を知っている。夜を通して私は愛の呼びかけをする。
……バラの花を動かし、恋人たちの心を動かすのはこの私なのだ。
……バラが夏再び咲き匂うとき、私の心は開き喜びに震える。
私の秘密はみんなにはわからないが、バラだけはそれを知っている。
私はバラのこと以外何も考えない。ルビーのようなバラ以外のものは何も欲しくない。
……サヨナキドリが愛する者と離れて、一夜たりと過ごすことができょうか?」



情報出展・季節の花300
情報出展・Rose(バラ)


こういう話もあるみたいだ。
咲さんは 「秘密」 を抱えている……?
または、抱えざるを得なかった……?
状況から察するに、咲さんと照とでは着地点の相違がありそうだな。
例えば、咲さんに非があるパターンもあるし、また逆に実は照に非があって真実を知っている咲さんが照を守る為に隠しているパターンも考えられるし、二人がまだ知らない真実が零れている可能性もあるだろうし、その他のパターンだって当然あるだろう。
うーん。
今の段階では判断材料が皆無だから、ただ連載を待つのみだ。

だが、これだけは言えるだろう。

【咲-Saki-】、割と本気で始まったな。

まさか闘牌描写がない回でこの言葉を使うことになろうとは……

─── なお、ユリの花も様々と逸話があり、薔薇との関係も深いみたいですね。
”三相一体””マリアが埋葬された所に、白ユリが咲いていたという伝説”” 長野県あたりでは、家を葬り人を不和にする花” など 「葬」を思わせる内容がある反面、花言葉は ”貴節、無垢、純潔” だったり ”ユリは神の選択、愛される者の選定のシンボル””愛し合う男女が引き裂かれその苦しみの為乙女はユリに姿を変えました。青年は、ユリにいつでも水をあげられるように神の手で雨雲にしてもらいました” という話もあり、「愛」 性の強さを思わせる部分もある。
まさに表裏一体だ。
情報出展・さこっちのお花畑情報出展・Lily(ユリ)情報出展・花言葉と花物語



次号のヤングガンガン発売日は10月05日で、【咲-Saki-】が掲載予定です。
ただし、その前の09月25日にはビッグガンガンが発売、 【咲日和】 が掲載予定です。



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