月刊少年ガンガン本誌より 【咲-Saki- 阿知賀編 episode of side-A】 <第05話・強豪>


今号の 【咲-Saki- 阿知賀編】 <第05話・強豪>
カラーページにより、アニメ版のメインキャストが公開されていました。


TVアニメ 【咲-Saki- 阿知賀編 episode of side-A】


■メインキャスト決定!

高鴨 穏乃 悠木 碧
新子 憧 東山 奈央
松実 玄 花澤 香菜
松実 宥 MAKO
鷺森 灼 内山 夕実


公式サイト・【TVアニメ「咲-Saki-」シリーズ スペシャルサイト】


実は、声優さんに詳しくないので全然分からないという悲劇。
私が声優さんの名前だけで反応するのって、女性なら林原さん、男性なら石田さんくらいかな……
【咲-Saki- アニメ版】 効果で、堀江由衣さん・森永理科さん・伊藤静さんは覚えたのだけれども。
あ。でも、灼役の内山夕実さんは、代表作に 【Aチャンネル】 が書かれていたので分かった。
私が一番好きなナギ役をされていたのかっ!!
DVD特典に付属されていたキャラソン 【恋一夜夢一夜】 はスゲー上手くて感動したものだ。

ってか、声優さんてホント凄い職種だなあ。
演技に歌に接客に技術、多重スキルの能力者としか思えない。
最近は容姿も求められる風潮があるようだけれど、正直、”声” 優さんなんだから、容姿にこだわるのは如何なものか。
あんまりこの風潮が進み過ぎると、才能を燻らせている人とかもいそうな気がする。
個人的には声が素晴らしければそれで良い。
うーむ。


それでは、中身の感想へ。



先鋒戦開始!!
おっ。私の現在地、兵庫県は劔谷高校(けんたにこうこう)が出てきた。
ヤッタ!一回戦勝ってたんだっ。
芦屋おめでとう。
確か本当は ”けんたに” ではなく ”つるぎや” と読みますね。
自分県はどうしても応援したくなるけど、越谷女子(こしがやじょし)に勝てる気がしない。キャラ付け的な意味で。
も、もう横文字キャラに驚いたりなんかしないんだからねっ。ふんっ!!(; ・`д・´)
今大会では、「先鋒に外国人は駄目」 というルールがあったけど、ハーフやクォーターはOKのようだ。

各学校ステータスはこんな感じ。

越谷女子(埼玉) ─── 過去4回の出場はすべて初戦敗退。今年は悲願の2回戦進出。
劔谷高校(兵庫) ─── 全国屈指の激戦区兵庫県を勝ち抜き、1回戦ではあの大甕商業(茨城)を圧倒。
阿知賀女子(奈良) ─── 10年ぶり二度目の出場。10年前はベスト8まで進んでいる。
千里山女子(北大阪) ─── 過去35回出場!激戦区の北大阪を11年連続で制している。

これだけ聞くと、ハイハイ北大阪と兵庫の勝ち抜けでしょハイハイハイ。
という印象になってしまうけど、さあどうなるか。
なお、今回新しく出てきたキャラ達の中では、兵庫の 「 (゚〜゚) 」 ←こんな口をしていた子が気になった。
出番トバされないように祈る。

「頂に至る道は狭く遠く険しく 彼女たちにとってのチャンスの時期は短く限られている
 それが厳しくないなんて思えませんよ!」

針生アナ良いこと言う。
私は野球が好きでよく観るけど、夏の甲子園なんかは 「優勝するまで何連勝してんだよスゲぇよ奇跡かよ」 っていつも思うわ。
日程もキツキツだしねえ。
どこかが負けるのは当たり前だが、【咲-Saki-】シリーズに出場する高校も存分に力を出して欲しいな。
全国に出場している時点で、最低でも強い学校なんだからさ。

なお、このシーンの針生アナの台詞から、”2回戦からは上位2校の勝ち抜け” であると正式に言及された。
確定的な言葉が出たのは恐らくこれが初めてかな。



闘牌スタート。

東一局。
玄の配牌
ドラ表示が なので、いきなりのドラ5!!
阿知賀のドラゴンロードは今局も健在のもよう。

玄はその後に
切りでテンパイ手をつくるが、切ったのは だった。

「彼女はドラを捨てられない……!!」

それを知る怜が狙い打つかのようにアガる。

怜 和了 (ロン・1,300) ドラ表示

タンヤオのみの1,300点。

「阿知賀の松実 玄はドラを切ればテンパイなのに切らず
 千里山の園城寺は3面張にせずカンチャンで討ち取っています」

ふむ。
玄は 切りではなく を切ってリーチしていれば跳満手だったがそれを選ばなかった。
外から見れば成る程おかしな手順。
しかし、怜も怜でおかしな手順を踏んでいた。

怜のアガりは
つまり、前巡で 切り を受け入れ、 の3面張待ちをしなかったということか。
どれでアガっても役は同じタンヤオのみだが、旨味がないのなら余計に3面張を選ぶのが普通だね。
これまさしく、そんなオカルト状態!!

「うちのおかーさんが生きてた頃にねー  ”玄はもう少しドラを大事にしなさい” って言ってた
 子供の頃から手役よりドラを大事にしてたら いつの間にかドラが多くきてくれるようになった気がする」

玄がドラにこだわる理由がこんなところに。
お母さん亡くなれてるのか……マザコンの私としてはチクリとくるものがある。
【咲-Saki-】 シリーズのキャラって家族設定シビアな子多いな(;´Д`)
でも皆良い子に育ってる。
和の 「現象は信じませんが 気持ちを否定したくはないので」 という台詞も良かったね。

しかし、そんな玄の思い出話の最中 ───


背景の二人は異常に楽しそうでw
灼を呼ぶんだ、手遅れになる前に早く!!!


─── 話を戻して東二局。ドラ表示

玄の手牌
ドラを捨てないという誓約を遵守するのなら、
確かに を切るのが妥当かな。

でも、それはまたもや怜の当たり牌。
完全に待たれていた形のアガりとなる。

怜 和了 (ロン・2,600) ドラ表示

一見、タンヤオイーペーの高くも何ともないアガりだが。
直前の怜の河に があるのが大事件。
これはつまり、前巡に を切り を残したということ。
にしていれば、 5面張だったのにそれを選ばなかったという。
そんなオカルトぉおおおー!!!
この打ち回しは、清澄(長野)の部長が得意とする ”悪待ち” を連想させるのだけど、彼女の場合は質がまるで違うようだ。

「変な待ちに変えるときは一巡以内に誰かから出和了る
 不可解な鳴きをするときは誰かのツモ出和了りをズラしてる」

「未来予知!?」
と驚く針生アナであるが、たまに二巡目とかに裏目る場合もあるよう。
しかし、一巡後に裏目を引くことは皆無。
門前でテンパイしても滅多にリーチしないが、リーチをかける時があればそれは───
それは事実上の一発ツモ宣言になると?

「数多のプロを輩出してきた関西最強の名門校
 その千里山が昨年秋に突然無名の選手をエースにすえた
 それが園城寺怜! 一巡先を見る者───!!」

残酷過ぎてこーわーい。
一巡先限定ならば、誰にどの牌がいくのか分かるのか。
これ出来たら無敗もありえそうな予感。
仮に、衣の支配とぶつかったらどうなるのだろう。
不要牌を送り込む衣と、一巡先を見ながら手をつくる怜。
怜が見通した牌を頼りに手をつくっても、また衣の支配が不要牌を送り込んで……
堂々巡りみたいになっちゃうかな?
両者万全の体制で一度対局して欲しい。
とても心躍る対局が見られそうだ。


怜 和了 (ツモ・4,000オール) ドラ表示

怜 和了 (ツモ・???) ドラ表示
 (詳細不明)

怜 和了 (ツモ・3,900・2,000) ドラ表示


─── ここで先鋒戦終了。

順位 学校名 選手名 総得点 個人収支
1 千里山女子(北大阪) 園城寺 怜 143,900 +43,900
2 越谷女子(埼玉) 新井 ソフィア 106,400 +6,400
3 劔谷高校(兵庫) 椿野 美幸 89,600 -10,400
4 阿知賀女子(奈良) 松実 玄 60,100 -39,900

和了描写は怜Onlyという圧倒的実力を見せ付けた。
こんな怜のような選手がいるなかで、よくソフィアはプラスに持っていった。
場が違えば、もっと大きな活躍をしていたのかも知れない。

怜はこんな能力を持ちながら、どうして秋まで無名だったのだろう。
おまけに三年生ということは、これまでもずっと無名でいたということ?
芽が出るのが遅かったのか、実は麻雀を始めたのが最近とか、体調の関係で休部してたとか……
やはり体調面かねえ。

怜の稼いだ+43,900はキャプテンよりも愛宕主将よりも多いのなー
これまでの 【咲-Saki-】 シリーズ内でTOPじゃないだろうか。
描写ある部分しか当然分からないけど、

順位 学校名 選手名 個人収支 備考
1 千里山女子(北大阪) 園城寺 怜 +43,900 全国二回戦・先鋒戦
2 風越女子(長野) 福路 美穂子 +42,000 県予選決勝・先鋒戦
3 清澄高校(長野) 竹井 久 +39,100 県予選決勝・中堅戦

が、個人収支TOP3になるのかな。
玄の全国一回戦や、咲さんの県予選一回戦(46,800点残ってた東福寺トバし)も相当稼いでそうだけど、詳細が分からなくて残念だ。

↓(※12月18日・表を以下のように訂正致します。先鋒ばっかり…凄いですね

※ 訂正版 ※
順位 学校名 選手名 個人収支 備考
1 清澄高校(長野) 片岡 優希 +49,600 県予選一回戦・先鋒戦
2 千里山女子(北大阪) 園城寺 怜 +43,900 全国二回戦・先鋒戦
3 風越女子(長野) 福路 美穂子 +42,000 県予選決勝・先鋒戦


ちなみに個人収支ワースト3はこんな感じでしょうか。

順位 学校名 選手名 個人収支 備考
1 風越女子(長野) 文堂 星夏 -49,000 県予選決勝・中堅戦
2 風越女子(長野) 池田 華菜 -45,500 県予選決勝・大将戦
3 阿知賀女子(奈良) 松実 玄 -39,900 全国二回戦・先鋒戦

皆頑張った…!!頑張ってた…!!



宥姉ぇええええええー!!!

私の本丸っ子がいよいよ出陣!!
憧もかなり大好きだけど、まずは次鋒のお姉ちゃんから拝ませて貰うっ。
千里山も一年生レギュラーこと泉ちゃんとくれば……!!


新年から盛り上がるぞー!


次号の月ガン発売日は01月12日で、【咲-Saki- 阿知賀編 episode of side-A】が掲載予定です。
ただし、その前の12月16日にはヤンガンが発売、【咲-Saki- 本編】 & 【咲日和】が掲載されます。




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