ビッグガンガン本誌より 【シノハユ the dawn of age】 <第09話・はやり2>


<はやり2>の感想を書く前に、05月21日に立先生から明かされたはやりんの設定について。







その頭脳、研究者レベル!?
前に 【咲-Saki- 阿知賀編 Blu-ray 5】 の特典として付いてきた ”Pro Mahjong Cord ” の二つ名が

   ・『Whirlwind (マサチューセッツ工科大学(MIT)で開発されたコンピュータの名前)』 であったり、
   ・経歴 『朝酌女子‐神泉‐大宮』 から東大出身説があったり (※参照:私的素敵ジャンク様:[瑞原はやりの打ち筋は
    デジタル?オカルト?])

することから、その頭脳高さは噂されていた訳ですが、公式でNo,1と発表される日が来ようとは……!!
スゲエ頭の良い人が 「はややっ」 を仕事でやってるんだな。
まあ、リアルでも東大卒で芸人やってる人もいますし、はやりんにとってのアイドルはそれ程の道だったという事ですよね。
【シノハユ】 という物語上では、恐らく ”重要” とは成らない設定なのでしょうが、なんて劇的なエピソードなのでしょうか。
よく分からないけれど、もう遊び半分で ”はやや” を使ってはいけない気になってきた。
土下座したくなってきた(え)
しかも、今回の <はやり2> で出てきた設定も全て合わせた ”瑞原 はやり” の人物像って───
”研究職に就ける程の頭脳(2飜)+小学生でCDデビュー済みのスーパーアイドル(2飜)+プロ雀士(3飜)+ピアノも弾けます(1飜)+家は恐らくお金持ち(1飜)+洋菓子店経営(1飜)+自分も店レベルのマドレーヌ作れます(1飜)+おっぱい(2飜)” という人間数え役満!?
なんてこったい \(^o^)/
はやりん、なんてこったい。



─── そんなこんなで、以下 【シノハユ the dawn of age】 の感想へ。



「このにおい揚げパンだ! やりぃ!」
「ボク ホットドッグの次に好き!」


給食懐かしいな!!もう何年前のことになるのやらw
はやりんの北堀小では台車を使える方式のようで少し羨ましいです。
私の小学校では完全手動で運んでいたので、牛乳係にあたった週なんかは基本地獄でした (ノ_・。)
メッチャ重いんですよね……牛乳。
─── 給食のメニューって今の世代の子達には何が人気あるのかなあ。
私の時代に人気があったのは 『まぐろの甘辛煮』 や 『ラーメン』・『カレー』 でした。
たまに姿を見せる 『ジョア』 や 『ヨーグルト』 ・ 『プリン』 ・ 『ゼリー』 がある時になんかは、余剰分狙いの戦争が勃発していた事も懐かしいですねえ。
機会があるのならもう一回食べたいです、給食。
勉強の大切さなんかもそうですが、給食ってやつも、大人になってからその尊さが理解できるモノの一つですねえ。

「ただいま帰りました」
「おかえりなさいませ」


帰宅の挨拶が丁寧過ぎぃ!!
前回に名前だけ出ていた ”高橋さん” が登場しましたが、子供であるはやりんに敬語を使っているところから鑑みて、やはりお手伝いさん系の人様なのでしょう。
はやりんマジでお嬢様。


病院でまたもや再会した二人。
おお、思ったよりもはやりんのリアクションが冷静だ。
確かに、初対面が病院であったり、ファンの「ヘタってた」発言を聞いていたから、ある種の ”心積もり” はあったのかも知れないが、実際に患者として出会ったなら、もっと衝撃を受けるものかと考えていた。
……てか、私の方がまふふ患者確定に衝撃を受けてしまっているなw
メチャクチャ心積もりしてたつもりだったのに(´Д`;)
─── あと、俗に言う芸能人が入院する個室って、一般人がこうも容易く入れちゃう場所にあるものなのかな?
勝手なイメージとして、最低でも階数違いやら何やらでプチ隔離されているものだと思っていた。
それとも、はやりんがそういったゾーンまで侵入したちゃったのか……?
世間にはまだ公表していないみたいだし、マスコミ対策とか大丈夫なのだろうか。

「じゃあ 明日マドレーヌ焼いて持ってきます」
「やだ 差し入れ怖い」


現実的な返しにワラタw
やはりアイドル。そこの防御力は一等高いのな。
マドレーヌは比較的作り易いお菓子だとは思いますが(私は無理ですが)、小2で作れるはやりんは凄いですね。
女子力高し。

……余談ですが、後でまふふのマネージャーが、マドレーヌを 「フィナンシェ」 と間違えていて、ちょっとこれ個人的には共感出来る間違い方だなって思いました。
今のマドレーヌってバターが強過ぎて、口当たりに関してはほぼフィナンシェになってる気がするのです。
無論、味に関しては全く違うのですが。
こう……たまーに ”昔ながらのマドレーヌ” が恋しくなります。
濡れた口当たりのモノではなく、素朴でフワッフワッなマドレーヌ。
少なくとも私の周りのケーキ屋さんや洋菓子屋さんでは、もうそれが売っていないのです。
どうしてこうなった……
時代か。時代のせいなのかッ!!
くっそぅううう!!!!

あと、これまた余談。
マドレーヌって、貝殻の形をしているのが多いですよね。
この形状って 『キリスト教巡礼者が身につけている貝殻がモチーフ』 なんだそうです。
(※参照:マドレーヌとフィナンシェの違い | ダンシェフ - 楽天ブログ)
キリスト、だと……!?
   キリストと言えば ─── 有珠山高校!!
   有珠山高校と言えば ─── はやりんが一番戦いたくないチーム!!
まさかこんな所にも戦いたくない理由が隠されていたなんてッ(カタカタ)

や、まあ上記は冗談9割の話ですがw
しかしこうして考えるとキリスト関係って割とジャンル問わずに顔を出してきますね。
守備範囲が広いわ。
現代においても強大な影響力を持っていますし、当時はどれだけ革新的だったのやら。



場面変わって ─── これは集団登下校をしている図なのかな?
たぶん一番前にいる背の高い子と、一番後ろにいる背の高い子が上級生。
真ん中に低学年の子を挟んでいる陣形が凄いリアルだなーと。(※地域差はあると思われます)
日常描写も細かい立先生、好き。

「お口に合いましたか」
「ほら見て 思わずもうネットで注文しちゃった」


へえ。はやりん家ってケーキ屋さんか、もしくはそれに準ずる洋菓子屋さんで確定なんですね。
大人になった時には、『Whirlwindケーキ』 とか 『マドレーヌ(28)』 とかが発売されているのだろうか(落ち着くんだ)
あと、「お母さんの店」って言ってたから、恐らくお父さんは別職種なんだな。
ふんふむ。

「残りの服は市内に賃貸マンション借りて適当に入れといたから」
「なんか贅沢なクローゼットだな…」


世界の違いを感じる…!!(真顔)



そして、幾分の月日が流れた後に、はやりんが目にしたモノとは───!!

面・会・謝・絶!!

めっ面会謝絶!?!?!?!?ま、まふふ……!?
い、いやいや、ま、まだ焦る時間じゃない。
確か、私の認識が正しいのであれば、『面会謝絶』 には二通りがあった筈。
   ・一つは、本当に身体が駄目になってしまって誰にも会わせられない場合。
   ・一つは、患者本人が誰にも会いたくないと希望して謝絶する場合。
うん。後者の可能性がまだ……
後者のホープがま、まだ残っているよね……まふふだって人間だしそういう時もあるんだよ、うん。

はやりんが持ってる紙袋が切ない。
「おいしくてな…」って言ってたまふふの為に沢山持って来たんだろうに。
渡せなかったな。

あと、はやりんはこういう ”閉め出し状態” を自分のおばあちゃんの時にも経験しているから───

この出来事は普通よりも余計に怖かったんじゃないかな?
いくら大人びているとは言えども小学2年生だし ”なんかよくない感じ” のような、最悪な印象を与える四文字はインパクト大きかっただろうと思うよ。
きっと、何事においても ”分からない” ってのが一番怖いだろうから。

─── ちなみに、後の描写からまふふの病状は ”がん” であることが判明しました。

いやぁあああああああ!!!!(ノД`)

アカンやつや。



そして、面会謝絶が解除された後に、はやりんが見せたのは あの手品ッ!!

うわ駄目だコレ真っ直ぐに感動した。
私は前の感想で、『大人はやりんが真深さんのあの牌摩り替えマジックをマスターしてたら良いな』 と書きましたが、もう早くも子供の段階で見せてくれるとは。
シチュエーションがあまりに予想外だったのが辛いですけれど……
タコが出来るくらい練習したんですね。(ちょっと穏乃と小走先輩を思い出しました)
それに、図書館で手品に関する本を読んでいる描写もありますから、タネも自分で見付け出したか、必死に考えたのでしょう。
また、まふふが 「すご 手小さいのによくそれできたね」 と言ってることから、このマジックは牌を完全に摩り替えているタイプであることが確定として読み取れます。私が前の感想で書いていた 『フリクションインキ』 等の化学性トリックではない、と。
手の平も狭く、まだ指も短い時期の子供がやるには絶対に難易度高いです。
……努力しかないな。

─── あと、はやりんが作中で訪れていた図書館は、どうやら 『島根県立図書館』 のようです。
もう特定されているだろうとは思うのですが、自分で調べたので載せてみます。
既出ならスミマセンです。





参照:島根県立図書館 : 島根県立図書館のトップページ

【咲-Saki-】名物、背景の ”完全一致” お見事でした!!
てか、今の図書館はWeb予約が可能なのですね。進んでるなあ。
そして、もう一点 「おおおお!?」 と気になったのが ───



情報出展:島根県立図書館 がん関連冊子等の紹介

この図書館、『がん関連図書コーナー』 というものを設けていて、且つ、”がん対策情報センター発行の冊子やがん研究振興財団発行のパンフレットを無料配布” までしているようです。
もしかしての話ですが、はやりんが進むかも知れなかった ”研究者” とは、がん研究の道だったのではないでしょうか?
はやりんはまふふの 「抗がん剤の副作用がちょっとキツくてねー」 という言葉を聞いていますから、今後この図書館で、がんの何かしらを調べ始めてもおかしくありません。
そして、未だ完治率の低いがんに対し、自分がまふふを治すのだと決めた日があったのかも知れない。
勉強を頑張りに頑張って、有名大学を目指した日があったのかも知れない。
アイドル雀士ではなく、アイドル研究者を志した日があったのかも知れない。
─── しかし最後には、研究職の道を取らずにアイドルを取った。麻雀を取った。研究を捨てた。
はやりんの過去には、研究よりもアイドルを、研究よりも雀士を選ぶことになる 『嬉しい切っ掛け』 か、もしくは 『悲しい切っ掛け』 があるのかも知れませんね。
正直……”悲しい切っ掛け” の方はあまり考えたくはありませんが。

「ま 東京の病院に移ることになったから」


大きな病院へ移る、ということは、やっぱりまふふはあまり良い方向へは向かっていないのかな……
ここの場面で───

まふふ、自分の力では起き上がれていないので(※ウィーンという音=電動ベッドの駆動音)たぶん悪いんだろうな……
辛ぁ。
いや、もう <はやり1> の一撃でスゲー好きになった人なので、もうマジで辛いですわ。
元気になってくれよホント (ノД`)

「ちょっと会えなくなるし 記念にね」


まふ、ふ……
あれですよね!!本当ちょっと会えなくなるだけなんですよね!?
頼むからそうであってくれよ。
頼むからぁあああああああああ!!!!

そして、<はやり1>にて、はやりんが持っていた髪留め は、他の多くの方も言われていたように、やはりまふふからの受け継ぎだったのですね。
……あ、あれですよね!!ホントちょっと会えなくなるだけなんですよね!?
貰った物だから、別に将来的にも返す必要なんてなくて、ずっと持っているだけなんですよね!?
頼むからそうであってくれよ。
頼むからぁあああああああああ!!!!


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