ビッグガンガン本誌より 【シノハユ the dawn of age】 <第08話・はやり1>


前回で閑無編が終了し、今月からは <はやり編> がスタート!!
はやりんは既に 【咲-Saki- 本編】 でも登場しており、プロとして活躍していることが分かっているキャラですので、
その過去は、より一層気になるところです。
おまけに、はやり編の1ページ目の柱には 『自分がどんな大人になるのかなんて、まだ想像すらつかなかった───』 という一文も載せられています。
彼女は一体どこで麻雀に出合ったのか?
プロになろうと思った切っ掛けは?
そして、そこに葛藤はあったのか?なかったのか?
─── など、”大人の姿” を知っている読者側としては、色々と楽しみなところです。

「あれ閑無 今年は浴衣着ないんだ 慕ちゃんも?」
「まぁ もう浴衣って歳でもないしな」
「私はあの… 1年生の時に買ってもらった浴衣がちょっとだけ小さくて…」


湯町勢はどうやら今回お祭りに行くみたいです。なんとも微笑ましい。
前回の閑無編のラストでもお祭り行こうぜって言ってましたから ───
 


<はやり編> の今の時間軸は閑無編直後と見て間違いなさそうですね。

慕の浴衣サイズ云々は、『リチャさん気にしてやって欲しいなーw』 と思う反面、これはこれでリチャさんが ”男親” であることを実感させてくれるようで良いなって思いました。
たぶん慕は 『あれが欲しい・これが欲しい』 とかは言わないタイプの子でしょうからねえ。
……あ、でもそうなると少し心配だな。
女の子って小学校高学年〜中学までが一番の成長期だから、これからどんどん服のサイズやらが合わなくなってくる筈。
甥と姪だから、少しくらいは気恥ずかしさもあるかも知れないけど、そこはリチャさん大人だし頼むぜ。
 

「おぉう」
「ありがとう 杏果ちゃん」
「いーえ うちお客さん用の浴衣いっぱいあるからね 借りたい時は言って 洗うのも私がちゃっちゃとやるから お気兼ねなく」


稲村杏果(小5)、基本無敵。

杏果ちゃん嫁スペック高過ぎ問題w
サラッと言ってるけど、浴衣洗うのって こ ん な に 大変なんだぞ!!
家は何家さんなんだろう? 松実姉妹みたいに旅館……とかなのかな?
まあ何にせよ、杏果ちゃんは閑無編でも充分過ぎるくらいの嫁力を見せていたから、そこに更に輪を掛けてくるとは予想外だった。
しかもセンスまで抜群じゃないですか。
加えて、受け身ではなく自発的に優しいなんて……
…………もしかしたら杏果ちゃんって、”見た目は子供・頭脳は大人” サイドの人なのでは?
目が覚めたら体が縮んでしまっていた!?
もしくは、人生二周目とかしてませんかね?
将来的に 「くっ、また止められなかった……やはり私では世界の崩壊を止められないの!?」 とか言い出しかねないレベル。

そういや、閑無さんも 「まぁ もう浴衣って歳でもないしな」 と言っていた割には超ノリノリで浴衣借りてんな。
「写真とっておくってよ(ハァト)」 みたいなことも玲奈ちゃんと話してるし……
あ。コレもしかしたら、浴衣を着れない慕に合わせようとしたのかな?
マジで?
えっ、ちょ、もうヤダこの基本無敵コンビ。
全世界に祝福されながら結婚して下さい。



そして、ここではやりんが登場!!
『時にはHAYARIに流されて』 の閑無さん自爆に笑った。
何だかんだ言いながら、はやりんのことも決して嫌いじゃないんやな。
下手したらCDも全部持ってるし、出演TVとかもバッチリ録画してるんやな。
ホント可愛いっスわ。

あと、はやりんって───

もう既に全国経験者なんですねー!!
この文言だと、出場を決めたばかりなのか、出場した後なのかは分かりませんが……
さすがは未来のプロ雀士、”松江” こども麻雀大会でおさまる器では無かったんだな。

「おめーのクソ歌よりりんご飴だよ あとは名前に ”焼き” がつく屋台な!」


”焼き” がつく屋台は良いよなあ。
私も好きだ。
それ以外だとベビーカステラ。あれは絶対に毎回買う。

「ガキなのに媚びってんじゃねーぞ!」
「叫ばない!」


叱られ閑無さんと叱り杏果ちゃん可愛ぇえええええ!!!!ヽ(゚∀゚)ノ

「………媚びてる…かぁ そういえば2年生の頃───私もそんなこと思ってたな」


おっ。はやりんの回想だ。
でも内容が ”病院+おばーちゃん” か……
どうしてこうも 【咲-Saki-】 シリーズは背景が重そうなキャラが多いのか。

「好きで来てるんだから えらいとかないよ」
「マジか」


マジか、って何だその返しはw
通りすがりの看護婦さんなのにキャラ濃いなー


泣いているはやりんの元へ一人の女性が!!
新キャラさんだ。
しかも泣いている子供を無言で鎮めて去っていくとは、随分と格好良いことをする。
惚れてまう。
 


この時に披露された、  への摩り替えマジックは、その牌の文字が ”プリント性” なのか、きちんと ”掘られた文字”

なのかで難易度が変わるなーみたいな事を少し真面目に考えました。

プリント牌だったら、この牌は元が で、その上から白のフリクションインキ(擦ると消える系インク)のようなもので、

塗り潰してれば素人でも可能かなと。

逆にきちんと掘ってある牌だった場合は、上記のような化学性トリックではなく、手品性テクニックが重視されるように見える。

私には見破れない……教えて、国広君!!(え)

【咲-Saki-】 でマジックといえば当然国広君でしょうッ。

国広君にも見破れなかった場合は、たぶんこのお姉さんは に変えるという、 に愛されし能力者で確定(えええ)

「退院おめでとうございます」
「お世話になりましたァ!」


おばーちゃん生きてたァ!?!?!
内心読みながら、『はやりんはこの祖母の死を乗り越えて大きくなるんだな……』 なんて思ってて本当にスミマセンでした。
悪かった。

「牛丼!じゃあ高いお肉買って帰って高橋さんに作ってもらおうよ!」
「ダメよ! チェーン店のじゃないと!!」


おばーちゃん超元気ぃ!!
そして、高橋さんって誰だァ!?
はやりんの口ぶりからして家政婦さんとかメイドさんとかか……?
”高い肉買って” とかも言ってるし、後の描写でピアノも習ってる事が判明してるし、ヤダ凄い裕福っぽい。

以下は余談。
高い肉……美味しい和牛が食べたいという人には、俗に言う ”処女牛” をお薦めしたいです。
いいやつなんて、指で触ったり、包丁当てただけで脂が溶け出しますので、舌に乗せようものならもうトロットロッになります。
メチャ旨です。
また、”脂” というと女性なんかには避けられがちなのですが、和牛の脂は不飽和脂肪酸を豊富に含むので、
身体にも結構良いのです。もちろん過剰摂取は駄目ですが、プラスの面も多いのでそんなに避けないであげて下さい。
そして、部位的には ”シャトーブリアン” という場所が激高・激稀・激旨です。
お肉好きな人には死ぬまでに一度は食べて頂きたい所存。
決して後悔はしない筈。
あと全くどうでもいいですが、よく聞く 『サーロインステーキ』 の ”サー” は ”sir(貴族の名につける敬称)” で、『称号』 です。
選ばれしお肉なので、美味しく食べてあげて欲しいです。

─── 以上。

実家が元焼肉屋さんだったので、急にお肉を語りたくなった人の図でした。
世界人気で見ると日本のお肉って人気がなかったりするのですが、個人的には今でも和牛が世界一だと思ってます。
美味しいよ!!


「赤い字がぱっと出たの」
あ。この抽象的な言い方だと、はやりんは小学2年生時点では、まだ麻雀初めてなかった?っぽいですね。
あれが麻雀牌ってことは理解しているけれど、牌が何の牌だったかまでは理解していないように見える。
後に出てくる ”牌のおねえさん・春日井真深” との出会いが切っ掛けで麻雀を始めたのかなあ。
小学4年生時には松江こども麻雀大会で優勝している筈だから、頭角を現したのは小学2年生〜小学3年生の間?
約2年足らず!?
おおう。上記の仮定が正解しているとするのなら、はやりんも相当の短期間で優勝まで上り詰めた事になりますな。
1回だけの優勝ならラッキーパンチだった可能性もありますけど、堅実速攻タイプの閑無さんを打ち落としている事と、その優勝が2年続いている今を考えればマグレではないでしょう。
才覚者やねえ。
【咲-Saki-】サイドでも、対木もこ(1年・覚王山・西愛知)・加治木ゆみ(3年・鶴賀・長野)らが短期間で覚醒してる印象だけど、はやりんもなかなかになかなか。

「ま〜ふふ〜っ みなさ〜ん こ〜んにちは───っ」
「なに…?」


なんかキター!!(゚∀゚)

名前は 『春日井真深(かすがい まふか)』 さんというらしい。
─── って、真深さん、”牌のおねえさん” なのか!?
そっか……牌のおねえさんって別におっぱいが無くてもなれるのですね(え)
将来のはやりんが爆乳だし、次席を狙っている(狙わされている)由暉子ちゃんも爆乳だから、うっかり ”そういう” 制約でも
あるのかとww

しかし真深さん、幼児向け番組が主な活躍場の割には大きなお友達が多いじゃないですかヤダー。
まあ私も今日からその一員だけどな!!
素では格好良い系のお姉さんなのに、仕事では可愛いアイドル業とか、そういうギャップ堪らない。
これまた後に出てくるけど、握手会ならぬ 『元気出せっ☆会』 をやってくれるのならCD沢山買ってしまいそうですわ。
喜んで乗せられましょうぞッ!!
まふーっ!!

「はやちゃんなら はややっだね」
「えっ 言わないよっ」


田中なら、「たななー★」 か。
─── うん。
とてもとても虚しいね……(ビビクン)

「かわいい かわいい やりすぎっていうか…」
「媚びてるってこと?」
「やっぱり大人はあーいうんじゃダメだよ」


ここ、冒頭の 『自分がどんな大人になるのかなんて、まだ想像すらつかなかった───』 という柱文と、
閑無さん達とのやり取りの時の 「………媚びてる…かぁ そういえば2年生の頃───私もそんなこと思ってたな」 とモロに繋がってて良いですね。
大人になったはやりんを知っているからこそ、何だか良い意味でニヤけてしまいます。
面白いなぁ、シノハユ。

「オメーのせーでバス逃しちまったじゃねーかよ! タクるからタクシー代よこせよ!」
「やめなさーい!!」


はやりんスゲー勇気だな!!
それに比べて、小学2年生女子に本気でキレる男の人って…………


そんなはやりんを助けたのは、「やっぱり大人はあーいうんじゃダメだよ」 とはやりん自身が感じていた、春日井真深!!
おまけにその人は、「将来あーいう人になりたいって思えるのはもっとすてきなお姉さんだよ!」 の人と、同一人物!!!!
うぉおおおおーーー!!
王道だけどメッチャ燃える展開ですわ。
庇ってくれた後に 「元気出せっ☆」 だし、これは惚れる惚れる。
純粋に魅力的だと思うし、引っ張られる。
真深さんの何が良いって、まあこれを読んだだけの印象で語るのは早計かも知れないけれど───
仕事と素は割り切って生活してるっぽいのに、それなのに、 ”無理” して牌のお姉さんを演じてる訳じゃなさそうなところ。
ちゃんと楽しんで、誇り持って仕事してそうな気がする。
仕事好きな人は大好きだよ。
いや、まだそうとは限らないって分かってはいるけれど、すっかり好きになってしまった。
お陰様で、隙あらば 「まふふー」 と言いたくなる病にかかる始末です。
しばらく大変ですよ。
まふふー
 
しかし、はやりんって、<シノハユ 第0話> の ”大人飲み会” の時の挙動だとか、戒能プロに送っていたメールだとかで、
元からアイドル向きの性格をしているのかと思っていたのですが、そうではなかったんですねえ。
確かに飲み会も ”外” と言えば外だけど、気心知れてる相手と飲む時にもスイッチ入れてるのか。
大したものだ。
まあ幼少期からアイドル生活やってる訳だから、大人になるにつれて ”そっち” に人格が寄っていった可能性もあるけれど。
そこまで貫き通す何かがあるのなら、私の目から見れば、はやりんも充分が過ぎる程の ”すてきなお姉さん” だわ。
可愛いよりも格好良さが勝る姿やねえ。
 
あと、これはただの願望なのですけれど。
大人はやりんが真深さんのあの牌摩り替えマジックをマスターしてたら良いなと思いました。
【シノハユ】 や 【咲-Saki- 本編】 でいつか披露してくれることを勝手に期待しております。

そういえば、真深さんは何故病院にいたのでしょうね?
冒頭ページのはやりんが、どこか哀愁を漂わせながら、真深さんの物と思わしき髪留めを持っていますので───

まさか、そこが関係しているのでしょうか?
続きが気になるところです。
更には、『真深さんもプロ雀士なのか?』 やら 『春日井真深(28)なのか?』 やらも気になるところです。


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