ヤングガンガン本誌より 【咲-Saki-】 <129局・契機>


「うん…ホントにごめん」
「何事もどうしようもないときだってあるさ」


お疲れ揺杏を迎える有珠山一行。
揺杏はオーラスで 「焼き鳥回避!!」 と言っていたから───
南一局点数:8,000 - 元手:42,500 + 焼き鳥回避:1,300で、最高でも個人収支-33,200以上確定か……
『歴代ワースト収支TOP10』 が動いてしまうな。

うん。
でも、それでも何故か揺杏の場合は、他のワースト選手達に比べてまだ悲壮感がマシに思える不思議。
揺杏のキャラ性も要因の一つだとは思うけど、やっぱり ”対戦相手” と ”描かれ方の違い” が大きいのかなあ。
なんかもう、泉はシャープシュート(物理)だし、玄ちゃーは圧倒的チャンピオンだし、池田は咲さん&衣さん(2年連続)だし、東福寺は3位から咲さんにトバされてるし、文堂さんは悪待ち一閃だし、すばら先輩は圧倒的チャンピオン(さっきぶり2回目)だし、成香さんはえ…そっち…!?だし、春日野は初見殺しドラゴンロードだし、亦野さんはリザベーションだし……
いや、揺杏も充分過ぎるくらいに厄介な面子と闘った筈なんだけど、減らした点数の割合から見る対局描写のエゲツなさは、まだ比較的マシな方。

「ユキと私でなんとかする って言いたいけどヤバいかな」
「むずかしいかと」
「だよな!」


有珠山二強の2人が意外にリアリストだったw
そのまま、「ユキと私でなんとかする」 という強い言葉を押し通すのかと思ったぜ。

「2回戦の時は爽とユキが3万点稼いでくれたから2位の八桝をなんとかまくれたけど」


へえ。これは文脈から取るに、2人で3万点(例・15,000&1,5000)という合計解釈で良いのかな?
前に出ていたフナQからの前評判 「有珠山は副将と大将が強い」 & 「大将が圧倒的エースやっちゅーことです」 からすると、
少しインパクト弱い印象を受けたけど、まあでも、これは八桝の強さが全く分からない以上は何とも言えないねえ。
語るには早計か。東白楽は強豪という評価(ただし臨海に集中砲火を受けていた) という事だったけれども。
それに、爽とユキちゃんが紛うことなき全国レベルであったとしても、あのフナQの台詞には比較対象が無かったから、本当に意図していたところは 「 ”(有珠山の中では)” 大将が圧倒的エース」 という事だったのかも知れないのだし。
……しかし。
1位にも2位にも100,000以上の点差がついてしまった今、この2人の大暴れにはどうしても期待してしまうw
個人的にはこの圧倒的点差が覆ることは無いだろうと考えているが (白糸台ぇ)、それはそれ、これはこれ。
副将戦も大将戦も、どうしようもないくらいにワクワクやね。
改めて、【咲-Saki-】は楽しい作品だと思う瞬間。

「とりあえず 着替えるのでよろしくお願いします」
「「そう! それ大事!」」


爽と揺杏の不必要シンクロが滅茶苦茶可愛いかったw

 


ここで一点、ユキちゃんから気になる言葉。
─── 「まだリーチが7回打てる………」
ふむ。ツモ流局直撃モロモロを気にしない単純計算で、有珠山の残スコアは7,000点台っぽいですねえ。
本来であれば 「7,000とか無理ゲーw」 となるところですが、それを ”リーチ7回” というプラスに転化してるのは良いな。
もう有珠山は攻める道しかないのだから、こういう思考は大切だと思うわ。
素敵やね。

んでもって、もう一点の引っ掛かった点。
この後に有珠山の皆が 『7ならべ』 をしている様子がありました。
やたら ”7” を押してくるなーと。
自分にしては珍しく、何かを調べる前からこのキーワードを知っているような感覚がありまして。
『ユキちゃん……真屋由暉子……ユキちゃん……リーチ……7,000点……ナナ…』 と、ずっとモゴモゴ考えておりました。
そして、思い出しましたッ!!


違っ、コレジャナイ!!w
違ぇえええええー!!w
確かに一瞬よぎったけども!!よぎっちゃったけれども!!そう、瞬斗だけに!!(審議中)
私が脳内から引っ張り出したかったのは貴殿ではなかったw


─── <Take2>


んでもって、もう一点の引っ掛かった点。
この後に有珠山の皆が 『7ならべ』 をしている様子がありました。
やたら ”7” を押してくるなーと。
自分にしては珍しく、何かを調べる前からこのキーワードを知っているような感覚がありまして。
『ユキちゃん……真屋由暉子……ユキちゃん……リーチ……7,000点……』 と、ずっとモゴモゴ考えておりました。
そして、思い出しましたッ!!


■新たなマヤ暦発見:世界滅亡は7000年後■

米国の考古学者らは、新たなマヤ暦を発見した。

14世紀から15世紀のマヤ暦では2012年12月21日までしか表されていないため、
2012年に世界が滅亡するとの噂があるが、新たに見つかったカレンダーは異なっている。

デイリー・メール紙が伝えるところによると、新たなマヤ暦はボストン大学のウィリアム・サトゥルノ博士が
率いる考古学者チームによって、グアテマラのシュルトゥン遺跡で発見された。
同遺跡は約100年前に発見された。

研究者らはある家で、太陽や月のほか金星や火星の運行周期が描かれた9世紀の壁画を発見した。
これらの周期によると、
世界は少なくともあと7000年は存在する。




これだ!!

個人的に、マヤ文明とかエジプトとかの話が好きなので、このニュースを過去に読んでおりました。
まさか 【咲-Saki-】 で思い出すことになろうとはw
所詮は素人の横好きレベルなのですが、考古学ってもう本当にロマンしかなくて、ああ大好きです。
…………てか、どうして今まで結び付ることが出来なかったんだ。
”真屋” 由暉子とキリスト。
マヤとキリストってメチャクチャ縁あるじゃないかぁあああああ!!!!


マヤの予言と一致するイエス・キリスト再臨の日■

(中略)
ところが、聖書の記述が事実なら、イエスは死後復活して昇天した。
つまり、イエスは生きているのだ。
だとすると、約2000年前に昇天したイエスが、同時の姿で再臨する可能性もある。

その日がいつか……聖書に記されていないが、手掛かりはある。
まず、この世界は神によって
日間で創造されたという。
正確にいうと、6日間で創造され、
日目を安息日とされた。
これが1週間の原型となっているが、
神の1日は人間の1000年に相当するとされている。
という事は、
神は7000年で天地を創造したことになる。
聖書学的には、アダムの失楽園からイエスの時代までが約4000年で、そこから現在までが約2000年の計6000年。
そして、
安息日に当たる残り1000年が、イエス・キリストが統治する「至福千年」に当たる
実際、多くの聖書学者の間では、1999年の世紀末に終末を迎え、2000年にイエスが再臨するというのが通説となっていた。
現在は既に安息日に突入していることになるが、イエスは再臨していないどころか、終末の様相が激化している。





ユキちゃん……もしかしたら、リーチ7回(7,000点)で天地を創造しちゃうのでは……

それか、リーチ棒(1,000点)を卓上に差し出すことにより、問答無用で和了を確定させる能力者とか。
それか、逆に残スコア1,000点になった時が、至福千年ユキちゃんの目覚めの時とか?
─── もうこんなの、全国レベルとか言ってる場合じゃなくね?
世界(物理)レベルじゃね?
寧ろ宇宙レベルじゃね?






マヤの十字架

(中略)
「ポポル・ヴフ」というマヤ神話にあるように、
世界の初めにはただ「無」の空間しかありませんでした。
その時、天にテペウが現れ、また海にはククマッツがいました。
二人はその中間で出会い、やがて愛し合い結ばれました。
そして世界を創造するという仕事を始めました。

これが
「キャクルハ・フン・ラカン」(一本足の光)といい、北から南へ向かって走っている光です。
これが
「十字架の縦の腕」です。

また世界創造に太陽の存在は欠かせないものでした。そこから全てが生まれるからです。
これを
「ルッシュ・キャクルハ」(輝く光)といいます。東から西へと向かっている光です。
これが
「十字架の横の腕」です。
これで「最初の十字架」が出来上がりました。

しかしこれで二次元の世界が保証されたことにはなっても、終われませんでした。
我々の世界が存在するためには、もう一つの次元の光が必要でした。
そしてやがて別の光が現れます。
それは
「チップ・キャクルハ」(小さな光)と呼ばれるものです。
これは天頂から中心を通って天底に向かって走る光です。
この光は光であると同時に「雨」をも意味するものでした。

これで三次元の世界が確保されたのです。

この3つの光が結合して世界創造が完成されました。
精神と物質の結合と太陽の出現、そして雨の存在が合わさっている場所が
十字架の中心です。


そこは「ウクーシュ・カハ(天の心)」と「ウクーシュ・ウレフ(地の心)」という陰陽の統合なのです。




世界の初めにはただ「無」の空間しかありませんでした。 有珠山麻雀部
天にテペウが現れ、また海にはククマッツがいました。
二人はその中間で出会い、やがて愛し合い結ばれました。
天=高校
海=中学校
ユキちゃん(中学生)と有珠山勢(高校生)が出会った場所はその ”中間”
「キャクルハ・フン・ラカン」(一本足の光) 圧倒的エース・獅子原爽
また世界創造に太陽の存在は欠かせないものでした。
そこから全てが生まれるからです。
ユキちゃん加入により、
有珠山麻雀部が動き出す
「ルッシュ・キャクルハ」(輝く光) アニメ最終回描写のユキちゃん
我々の世界が存在するためには、もう一つの次元の光が必要でした。 団体戦は5人必要
「チップ・キャクルハ」(小さな光)
この光は光であると同時に「雨」をも意味するものでした。
本内成香 (全国レベルでない)
桧森誓子 (全国レベルでない)
岩舘揺杏 (全国レベルでない)
この3つの光が結合して世界創造が完成されました。
精神と物質の結合と太陽の出現、そして雨の存在が合わさっている場所が十字架の中心です。
今は有珠山麻雀部こそが、
十字架の、真屋由暉子の中心。


という解釈なんてどうでしょう?



次号のヤングガンガン発売日は07月18日で、【咲-Saki-】 が掲載予定です。
け、掲載、だと…!?
キマシタワー!!



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