感想へ入る前に、こんなWeb拍手メッセージを頂戴していたので返信を。
マジっすかぁああああああ!!!!
や、でもこれは意外というか何というか、私は ”キャラ好き領域” と ”それはそれ・これはこれ”
ってのが完全分離しておりますので、例え相手が部長であれ美穂子さんであれ池田であれ、疑問があればそれは今後も書いていく所存です。
折角人生もっていかれてるくらいに好きな作品の 『感想』 を書いているのに、誰かの目を気にして嘘書いたって楽しくありませんし(無論最低限の礼節は守りますが)意味が無いと思うので。
寧ろ好きキャラであればある程、全部を肯定するという ”盲目” にはなりたくないと思うのです。
─── そんなこんなで、以下 【咲-Saki-】 の感想へ。
東四局 |
不完全ながらも風神が見せ始めた本気に対し、部長の ”おもてなし” が注目される今号。
部長の配牌は で ───
点差を考慮外とすれば、配牌 を軸にして の三色+ドラ2を作りたい手でした。
が、1位臨海との差は-103,000、勝ち抜けラインである2位姫松との差が-52,000もある以上、『はいじゃあ速攻で』 と
進める訳にはいきません。
部長は ”待つ” ことを決めます。
─── 少し余談ですが、こういうところが麻雀は 『先手必勝』・『先鋒にエース』 がセオリーである競技だなと 改めて強く感じます。 先にスコアを伸ばさなければ、もう早くも中堅戦で手を狭められてしまうのか、と。 かつては風越の華菜ちゃんが大層それに苦しみましたが、自由に打てるスコア環境ってホント大切ですね。 |
ふむ。 しかし、これまでにもちょくちょくと書いてきましたが、やっぱ部長って何気に
清澄のドラゴンロード ですよねえ。
全国編に入ってからというもの、僅か6和了に対してドラ18、つまり、1和了平均3ドラを含んでいるという
ドラゴン具合です(※不明分も跳満という高打点なのでドラが入っている可能性は高いと思われます)
打点は悪待ち都合で下がってしまっていますが、こりゃ 『清澄の悪待ちドラゴン』
を襲名する日も近いのではないでしょうか。
個人的には優希も多い方だと思っているのですが ───
7和了に対して8ドラですので、やはり部長よりは少なめなのかなと。
くろちゃーの 【DragonMagic】 の歌詞って割と部長にも合ってる気がしますし、これからも部長の悪待ちとドラゴン達に
期待が募ります。
話を戻して対局へ。
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へえ。”風神” にはそんな特性もあったのか。
これはちゃんとデータ取りしてたら見抜けそうなところだけど、有珠山はまさかの爽がデータ取り担当?
それかチャンピオン照のように ”能力” として、そういう第三の目を持っているのか……
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うん。これまた永水・はっちゃんの ”裏鬼門” と被せられる話だけど、今の揺杏が言った通り、
字牌使いって、その場にいるだけで他家の捨牌にも制限を掛けてくるんですよね。
息をするように他をアガり難くしてるとか、もーガチ厄介ですわ。困る (´Д`;)
ここで翻牌の扱いをどうするのかは非常に迷うところですが ─── 揺杏の選択は
「いっくかー」 !!
やっぱりいっちゃうのか、揺杏w
そしてその を明華が軽快に 「ポン」!!
明華→揺杏への発声とかトビ終了怖ぁあああああぁあああ!!!!
私が部長の立場なら、もう気分はこの時の憧!!
揺杏の挙動一つが心臓に悪過ぎます。
─── しかし、結果的にこの揺杏の一石がトリガーとなり、東四局の 風向きは変わります。
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本来であれば洋榎主将がツモる筈であった が部長の元へ!!
これは部長が言う通りの良いツモですね。
後に和からも解説が入っていますが、もうこの時点でメンタンピン三色一盃口+ドラ3の16,000が見えています。
奇麗な手。そして高い手。すばらです。
─── そして、次には明華が主将から をチー。
ちなみに主将の手は なので、さっきの を主将がツモっていたのならば
が河に出ることはありませんでした。
このチーで再び部長にずっぽし有効牌 も運ばれましたので、いかに揺杏の が部長に流れを呼んだのかが
分かります。
副露で流れが変わるなんて麻雀ではよくある事ですが、それ故に王道で、同時に醍醐味でもあるのだと感じます。面白い。
あまりの部長の奇麗な手に感動して、突如成長するエトペン!!
しかし、メンタンピン三色一盃口+ドラ3なんて ───
部長の手は in out 、 in out という の1面テンパイにして、
対風神専用 単騎待ち!!
あまりの部長の悪待ちに、突如放り投げられるエトペン!!
いやでもこれ明華を打ち取るには充分アリな手でしょうけど、和からすれば発狂モノの待ち方でしょうなあ。
そして咲さん 「うわ…」 って、咲さんもそっち側ですからw
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次に動きを見せたのは主将。
部長の を喰い取り、親のドラ3で12,000を確定せた。
これにより明華にオリの思考が生まれる訳ですが ─── 個人的にはこの主将のポンが自分の攻めの為のポンじゃなくて、
まさに明華をオリさせる為の、明華に を出させる為のポンだった可能性もあるんじゃないかな、と思っています。
明華が チーをした時の ───
この ”余白” が凄く気になるんですよね。何か一考を投じていそうな、そんな余白。
主将は部長と二回戦で直接闘っていますから、部長の性質を肌で知っている訳ですし
単騎待ちを全くイメージ
出来ないということはない筈。勿論、難しくはあるけれど。
─── ただ問題は、主将(2位)が部長(3位)に明華(1位)を打ち取らせても何もメリットも無いんですよね。
明華の手は が誰の目からでも判明しているので、打点は東南混一の8,000である事が
ほぼ確定。
それを元に、主将が振り込んだ場合や親かぶりを喰らった場合の被害を想定してみたのですけれど
───
仮に明華に主将が振り込んだり、もしくは、明華にツモられて親かぶりしても、部長和了時よりかはマシな点差というね。
うーむ。やはり部長にアガらせても、3位との差が縮まって自分に不利益が出るだけか……
こじつけるとしたら、冒頭で部長が 「今まで私が和了ったのは安いのが2回と満貫1回」 と言っていたように
主将が部長の手を12,000よりは安く見積もってしまっていて蓋を開けてみれば打点高めだった、とか
(主将らしくないかな?)
それか、姫松はまさかの1位抜けを狙っていて、その為に1位との差を縮めたかった、とか。
………んー。やっぱ私の考え過ぎかな。
もし姫松が1位抜けを狙っている展開がくるのなら、観戦に来ている善野元監督に1位抜けをプレゼント
───
寧ろ、一番善野監督に心を寄せている大将・末原先輩に1位抜けをプレゼントさせる為に、主将が1位との差を縮めに
掛かってるとかだと良いです(完全に妄想)
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そんなこんなで、この東四局は悪待ち部長に軍配が上がったのでした。
部長、お見事です!!
いくら作戦的に 単騎待ちはアリと言っても、口で言う程は容易くありませんからねえ。
打点を下げ、ドラ単騎の期待値を捨て、その手で待ったのは明華のオリのみ!!
かなりの博打でした。
今回のことだけじゃありませんが ─── 部長の 『悪待ち』 って、成功すれば値千金、失敗すれば与太郎ですから、
毎度のことながらその勇壮と意力に賞讃を送りたい。
カッケーな。
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明華、主将のそれ気に入ったのかw
しかし、明華は部長の悪待ちに驚きこそすれ、とても冷静だったのが良いですね。
成功して見せた部長が見事であることに一点の曇りもありませんが、世界舞台で闘ってきた明華ですから、
『場風待ち』 くらいの奇襲は既に経験済みなのではないでしょうか。
『同じ風牌が4つ集まることがない』 という情報も露出していますし、対風神に向ける ”作戦” としては誰もが一度は
考える対抗手段でしょう。
─── 故に。
「おもてなし」 と言うには個人的にまだ物足りません。
有珠山トビ終了を早めたリスクと天秤に掛けると、まだまだ足りないと感じてしまうのです。
もう残りの対局も少ない現状ですが ───
ひょっとしたら、部長の本当の 「おもてなし」 は、これから始まるのではないか?なんてことを思ったりします。
さあ、どうなる中堅戦!?
次号のヤングガンガン発売日は06月06日で、【咲-Saki-】 が掲載予定です。
何とかそれまでに 【シノハユ the dawn of age <はやり2>】 の感想を仕上げたいところです。
ま、ふふ……
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以下、ちょっと番外編。
国広君のフィギュア出るんですねー!!
しかもメッチャ高クオリティじゃないですかぁああああああ。
おまけに原作者である立先生も ───
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このこだわりよう!!ww
”下着なしで” と ”パンツ好きです” にワラタ。
愛されてるなー国広君。実に良いことだ (*´ `*)
美穂子さんのも出そうぜ出そうぜ。
ってか、部キャプ華菜ちゃんで並べたいのでドンドン他のキャラも出していこうぜ!!
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