ヤングガンガン本誌より 【咲-Saki-】 特別読切 <リツハユ the dawn of age>


父親との再会を夢見てマンガを描き続ける立。だが、自分の力だけでは限界を感じていた…。


今号の 【ヤンガン】 には特別読み切りとして 【リツハユ the dawn of age】 の掲載もありました。
リアルタイムで連載活動をしている ”漫画家” さんを主役に据えた読み切りって、個人的に立先生関係しか読んだことが無いのですが、やっぱ珍しいんですかね?
1回くらいならまだしも、商業誌で複数回に渡って描かれるって、何気に凄いことのような。
それこそ、(漫画家じゃないけど) 今回の作者である大和田先生が描かれている 【機動戦士ガンダムさん】 の富野由悠季さんクラスの人しか企画されないのでは……
─── あ。
そういや 【咲-Saki-】 って 『麻雀漫画』 の枠ではどれくらいの立ち位置なのでしょうか。
私は麻雀漫画として読み込んでいる作品が 【咲-Saki-】 しかないので、偉そうなことはいえないのですけれど───
薄暗い印象が強い麻雀漫画界にあって 『”美少女” が ”部活動” として ”麻雀” を打つ』 なんていうものは、もう超ウルトラハイパーミラクル基本無敵リザベレボリューションを青天井で計算したくらいの、画期的アイディアだったのではないでしょうか。
高校生部活ならではの ”団体戦(点数引継ぎ制)” という概念も酷く斬新で、「天才だな(真顔)」 と思いますし。
おまけに、ただ美少女が麻雀を打っているだけではなく、そのキャラ性も、その闘牌も、その背景でさえも、練りに練り込まれているという一品。
他の麻雀漫画にどれだけ ”傑作” と読まれる作品があるのかは分かりませんが、【咲-Saki-】という作品は 『麻雀漫画』 という枠の中でも、 長く永く、”傑作” として語り継がれたら良いなと思います。





情報出展・ -兵庫県 氷ノ山 - Wikipedia


【リツハユ】 の舞台はまさかの氷ノ山!!

”兵庫・氷ノ山” と言えば、県下No,1の標高を誇る山!!

ここからは兵庫県民である私の独壇場っすよ!!
─── と思ったのですが、実際に行こうとすると 「東京行けるんじゃね?」 ってくらい時間掛かる場所にあるんですよねえw
あぐり先生が兵庫県住まいのなのは有名な話ですが、まさかこんなところに生息されているとは(;゚Д゚)
うん。でもこれで氷ノ山に登ってみたくなったなあ。
富士山(初心者コース)を登ったことがあるのですが、達成感とかカレー食べ放題とかあって楽しかった。
昔に壊した膝が不安要素だけど、まあテーピングで固めればどうとでもなるんじゃなかろうか。

そして、『氷ノ山の登頂コースってどんな感じなのかな?』 と調べてみたら ───




情報出展・ 氷ノ山鉢伏観光協会


”ブン廻しコース” とか何それ怖いw
でも6時間なら登山としてはまだ許容範囲か。穏乃なら余裕範囲だろうし。
仕事暇になったら行ってみたいなー

「おねえさま ホントにこんな山奥にマンガ家がいるの?」


だ、誰!?
と思ったら、木吉先生じゃないですかッ!!
立先生に抱き付いたり、あぐり先生に怒鳴られたりしてるのメッチャ可愛い。
四コマスピンオフって立場弱めなの?w

「やめや レオナルド」


レオナルド……ヤダ、そんな狸のくせに ”強い獅子” という意を冠する名前 とか、そんなまさか有珠山の爽とキャラを被せてくるとか予想外じゃないですか格好良いヤダ(え)
─── しかし、あぐり先生も立先生に勝るとも劣らない美少女だったんですね。
木吉先生も存分に可愛いし、こりゃもう 【咲-Saki-】シリーズは作者にまで死角無しだぜヒャッハー!!
でも関西人女性の全員が全員ヒョウ柄好きって訳じゃないからなッ!!
苦手な人もいるんだからなッ!!
動物柄の服着せとけば関西人というその印象マジでいい加減にしろ!!w

あと全くどうでもいい話ですけれど、氷ノ山にはリアル狸もしっかり生息しているみたいです (参照:図鑑※爬虫類や虫が苦手な人様は閲覧に注意して下さい※ )
ツキノワグマやテンも生息してるのか……へえ。
蛇も結構いるんだな。

「あなたに描いてほしいマンガがあるの あなたにしか描けない作品よ」


「あなたにしか描けない作品」 か。なるほど確かになあ。
【咲-Saki-】シリーズの根幹は当然立先生が描いて書いているけれど、【咲-Saki- 阿知賀編 episode of side-A】 と 【シノハユ the dawn of age】 はあぐり先生にしか描けない。もう他の人では駄目だ。
そしてまた 【咲日和】 も木吉先生にしか描けない。もう他の人では駄目だ。
無論、この 【リツハユ the dawn of age】 だって大和田先生にしか描けないものだろう。他の人では駄目だ。
それくらい各漫画家さんが描く 【咲-Saki-】 は、キャラが ”生きて” いる と感じられる。
強い魅力がある。
そりゃ各校でファンが分散したり、議論が激突したり、シリーズ違いで濃厚なファンがつくのも仕方ない。
ホント好きだよ。




「マンガ屋がマンガ屋にマンガ頼むのに…言葉はいらないわ」
「おう わかっとる やんけ」



マンガ屋とマンガ屋が交錯する時 ─── 空間が歪む!!
なんという迫力w
穏乃の設定画良いね。
これは立先生が実際に描いたモノなのかな?
大和田先生とは線が違うように見えるし。

「バ バカな あの播磨の虎と呼ばれる女が引き受けたなんて………」


兵庫県加古郡播磨町には 『播磨の虎と龍』 というラーメン店があるけど、果たして関係性は!?(え)

「小林立だけじゃなく スピンオフ作家もツブす それだけだ」


アカン。これはあぐり先生だけでなく、木吉先生も狙われるで!!

次はスピンオフサイドに刺客が送られるエピソードとかやってくれないかなあw

うん。 【リツハユ】 普通に面白かった。


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