2014年2度目の 【咲-Saki-】 がようやくやって参りましたぁああああ 。・゚・(ノ∀`)・゚・。
闘牌が始まってからの休載は辛いですね。
豪華連続付録などはもちろん嬉しくて堪らないのですが、『そろそろ本編に集中させたげてよぉ……』
とも思ってしまいます。
でもポスターありがとうぅうううう!!エロ可愛いぃいいいい!!
─── そんなこんなで、以下ヤンガン 【咲-Saki-】 の感想へ。
■ 簡易あらすじ ■
役満or三倍満(親)の直撃でトビを射程圏内に捉えてしまった有珠山の揺杏。
トばれてしまっては3位確定となり敗退となってしまう清澄。
煽り文にもあった通り、中堅戦は前半戦にして早くも正念場の様相を呈しています。
東四局 |
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東白楽(北神奈川)は強豪だったんだ。
そうか。やっぱ人口密度高いところだもんね。激戦区は必然か。
集中砲火くらったのか……うわあ。
しかし、臨海の戦略ってこれまでの会話から鑑みるに(副将のDavinは分からないけど)───
この準決勝と同様、二回戦も恐らくは ”防御主体” で勝ち上がってきている筈ですよね?
”防御主体” にして ”集中放火” とは一体……
辻垣内さんが全力で狙い打ったのだろうか。
それとも、東白楽は運悪く親被りやら出アガりやらが重なってしまい、”結果的”
に集中砲火を思わせるスコアになった?
今の有珠山の状況も、スコアだけ見たら充分に 『臨海に集中砲火されたんじゃね?』
って点差だしねえ。
─── ただ、もし臨海が意図的に強豪を落としたという事があるのなら、強豪・姫松が危ない。
後半の有珠山の暴れっぷりも気になるけど、臨海とてこのまま2位の姫松を野放しにしてくれるとは思えんなー
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そうこうしている内に、明華が翻牌一盃口で和了。
安手ではありますが、1位選手がアガるには充分にして妥当とも言えます。
振り込んだのは揺杏。
……ゆ、……ちょ、揺杏w 一撃トビ圏内って言ってるでしょ!!
もっと警戒しなきゃマジで死ぬぞw
南一局 |
場は南入。
ここで崖っぷち揺杏の攻撃ッ!!リーチが掛かる!!
手は で、役はリーチのみですが 4面張にしてドラ3!!
これは激熱ですわー!!
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※友情出演:宮守のぶっちょーさんっ※
全くどうでもいいけど、フィリピンパブ的な 「シャッチョサーン」 を思い出したw
あれ男女問わず本当に言われるからビックリする。
話を戻して。
やー、なんか揺杏はスコアがスコアだけに仕方ないのですが、何とも嫌らしい打ち手ですなあw
あ。この ”嫌らしい” ってのは、純粋な誉め言葉です。冗談でも何でもないです。
麻雀をする人にとっては ”嫌らしい” って大切な力だと思うのですよ。
ベクトルは全然違うけど、他家を存分に利用するキャプテンなんかも、言ってみれば
”嫌らしい” 部類だな。
たまにネットで 【咲-Saki-】 の感想を読ませて頂いていると、『漁夫の利じゃん』
みたいな文言を見たりするのですが、
それが麻雀って競技ですし、それを得られるってのは逆に強い証なんじゃないかなー、といつも思います。
1対1対1対1のゲームにおいて、真っ向だけが勝負じゃないってのを、揺杏は体現している。
そして、それは今自分が一番しなければいけないことだ。
先鋒:『全国レベルではない』 次鋒:『全国レベルではない(ちょっと頑張ってはいる)』 と評価を受ける有珠山において、
最も危ないポジション ─── その中堅という場所に何故彼女がオーダーされているのか、その理由を今この対局に
見たような気がします。
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水面下で交わされる心理の攻防に、牌の攻防で動くのは姫松の洋榎主将。
ツモから河に出すのは絶句の 切り。
えええぇえええええ!!?!? これはナイナイ (ヾノ・∀・`)
通常であれば 切りで の 2面、タンピン三色を取りますが
今回の 切りだと の 1面、タンヤオのみになります。
おまけに、後の描写から は揺杏のゲンブツであることが分かりますので ───
ここは何の憂いもなく、タンピン三色を取れる場面であったということになります。。
麻雀の基礎を根幹から揺るがすような打ち回しにして、洋榎主将の闘牌としては大変珍しい打ち方です。
麻雀のセオリーを放棄し、自分のセオリーをも崩してきているともなれば、それはきっと何処かで
”確信” があった筈。
”直感” か ”経験” か ”虫のしらせ” か、それとも別の何かなのか……
─── 次巡には、揺杏の和了牌 を掴み、 切りからの へ
張り替え成功!!
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結果 1面のみで、揺杏の 4面満貫手を潰したのでした。
うっはー怖い怖いw!!真面目に 隙が無いぞ!!!!
洋榎主将ってコレだけのことをやってのけて個人戦ランカーじゃないの? アナウンス無いけどなんなの怖い。
この闘牌、どこまで主将が ”確信” をもって回したのかは分かりませんが
───
正直 切りに至った経緯が、私にはまるで分からない。
まあ、揺杏のリーチ宣言牌 に対し はスジ、部長が切った で、主将の はゲンブツ完全安牌と───
この辺が無スジじゃないのは振り込みZEROの主将らしさがある。
けれど、これだけじゃ手牌にあったゲンブツ を抱えたまま、且つ、タンピン三色を捨ててまでの 切りに至った理論には
届かないんですよね……悔しいけど、わっかんねー。
この悔しさは 『TVアニメ 【咲-Saki- 阿知賀編】 第08話 <修行>』 の時の、キャプテンの ピンポイント読みが
分からなかった時の悔しさと酷似している。くそう残念だ。
優希の対辻垣内さんの 止め なんかは、緊張感溢れる演出も相まって、理論なんかなくても ”嫌な予感”
のようなモノ
で不思議と納得出来ていたから───
キャプテンや洋榎主将みたいなタイプには、ギリギリ技術者サイドでいて欲しいって願望があるんだろうなー、私。
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部長良い顔だッ。
可愛いのもスゲー好きだけど、やっぱこの人にはこういう表情の方が ”本領”
を思わせる。
洋榎主将も嬉しそうで何よりw
南二局 |
だから牌ヒュウさせるなw
どう見ても牌が浮いているんですが、審判さんチェックとかしなくても良いのでしょうかw
これいつかアニメ化されたら凄い面白い画になると思う。
はい。
─── 明華がその ”風神” の二つ名に恥じないような手 を組む中、
洋榎主将が チーの加速で応戦。
待ち 4面、高目タンヤオ三色+ドラ3は8,000!!
(※ここのシーンでの席順が明らかにおかしいです。上家が揺杏でないと成立しないので、恐らくは単行本で修正きます)
─── そして、この時、部長にもテンパイ手が入っていた。
ツモからの 切りは の2面、平和+ドラ3の7,700。
(※後の描写から鑑みるに、ここの5pは赤5pが正しいと思われます。恐らくは単行本で修正きます)
ちなみに本来であれば、 「私なら1のほう切ります」 と言っていた成香さんの言う通り 切りが適切です。
であれば、タンヤオや三色が見えますからねえ。
しかし、そこは ”部長” ですから、そんな素直にはいかないッ。
二回戦より調子が良い、ひいては、これこそが部長の本当の姿!!原村さんが原々する姿!!(え)
にしても ─── この2択を 「それほど変わらんけどね」 と言えて、それでいて強さが保証されている爽は、マジ大物なんだな。
大雑把な闘牌が許されるのは突出して強い人だけだぞ。
次鋒戦の時も 「自分で8,000和了ればいいと思うんだけどな」 みたいなことを言ってたし、爽の闘牌が楽しみで仕方ない。
─── そして、次巡。
明華が をツモり、手は の 2面 ───
出アガりで翻牌混一混老対々三暗刻は36,000、ツモで四暗刻(役満)16,000オール!!
スコア27,100の揺杏が振り込めば即座にトビ終了 ───清澄敗退目前 の状態です。
しかも局の後半で当たり牌 はヤバイ。
仮に揺杏が を掴んだりしようものなら、 間 違 い な く 振 り 込 む ぞ ッ ! !
想像するだけでうわあああああああ!!!!
─── しかし、そんな清澄の窮地を救ったのは、清澄である部長自身であった。
明華の を無理矢理に鳴き、伝家の宝刀 切り。
─── と、ここで洋榎主将が部長に心の一言。
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洋榎主将に応える部長。
ズラしただけでは潰せない、きっと部長はそんなの最初から分かっていた。
そう ─── ズラしただけは潰せないと教えたのは、目の前で見せ付けたのは
───
紛れもなく貴女だ!!
緊張も、麻雀も、二回戦と同じ轍は踏まない、『”ありがとう” の春はまだ早い』
───
和了るつもりでいる!!
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部長格好良過ぎて震えた。カタカタした。濡れた(え)
熱い。熱いぞッ!! これもう個人的には神回ですわあ。
ちなみにこの和了 ─── 部長が ツモの時に を切っていると
折角 を鳴いて をツモっても、役なしでアガれていません。
となれば、たとえ部長個人が を喰い取っても、いずれは誰かが振り込んでいた&明華がツモ和了していた可能性が
高いという、 非常に大きなターニングポイントでした。
ヤベエ震える。これが全国……!!
─── あと、今回は喰い取られましたが、明華の能力は非常に厄介ですね。
場風と自風を高確率でその手に出来るのなら、実質、攻撃も防御も自由自在です。
いつどのタイミングでも和了に向かえる、いつどのタイミングでもオリに転じられるというね……
ヤベエ震える。これが世界ランカー!!
中堅戦心底本気で面白いです!!
次号のヤングガンガン発売日は03月07日で、【咲-Saki-】 と 【リツハユ】 が掲載予定です。
え、【リツハユ】 ってなんぞw
また、付録にはSP描き下ろし 『特性お風呂ポスター』 が付いてきます!!
この怜竜の絡み方ってどう考えてもアレをソレしてるようにしか見えないんですけどぉ……
けしからん。
2冊買うか(え)
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”得点収支MEMO” に、中堅戦から新しく 『2位差』 を追加しております <(_ _)>
今更ですが、勝ち抜けボーダーラインとして、あった方が良いかなと思いました。
ホントに今更……
また、 ”キャラ表・チームオーダー別” の 『田中舞(三年・今宮女子・長野)』 さんの学年ミスを訂正。
Web拍手メッセージの程、誠にありがとう御座いました。
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