ヤングガンガン本誌より 【咲-Saki-】 <113局・強敵>
続く辻垣内さんの親番。
成香さんの手に このような形が入る。
パッと見、タンピン三色+ドラ2の 「素敵な手牌に育ちそう」 な、跳満が狙える手牌。
成香さんは辻垣内さんの下家ということもあり、辻垣内さんが南二局(二本場)で披露した
”ポンでツモ飛ばし” も不可能。
次巡では 有効牌+赤ドラを手牌に加え、成香さんうっとり。
某竜華の最高状態ならぬ、 素 敵 状 態 ! !
まだ6巡目ということもあり、本来であれば無警戒で切っても許される
しかし、昨年度個人戦第3位・辻垣内智葉の世界はその無警戒を許さない。
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辻垣内さん 和了 (ロン・12,000は12,300) |
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の3面を以って成香さんを素敵を打ち砕いた。
成香さん 先鋒戦開始時の攻め攻めな風格は 一体どこにいってしまったんだw
てっきり、もっと攻撃的に絡んでくる子だと思っていた (゜∀゜)
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辻垣内さん 和了 (ツモ・6,000オールは6,200オール) |
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止まらない辻垣内さんの猛攻。
二本場もタンピンツモ一盃+ドラ2の親で18,600を和了した。
見て下さい優希のこのやさぐれた顔 ───
もうどうやって止められなかったのでしょうw
スコア的にも独走を始めた辻垣内さんに歯噛みする漫ちゃん。
辻垣内さんの親を止める為には ”高さより早さ” だと考え、その手法は既に清澄の優希が取っていたことを思い出す。
更には 「漫ちゃんはもうちょっと変化がほしいな」「和了れへんほうがもったいないやん」 といった先輩勢の助言も想起する。
ヤダ洋榎主将ブレザー似合い過ぎ。見詰められると素直にお喋り出来ない(古)
もう惚れてるけど余計に惚れてまう。
アレだ、私は中学・高校ともセーラー(←某千里山の江口さんではない ←え)だったから、ブレザーが似合う女子には
無条件に惹かれてしまうんだよ。
私もブレザーが着たかったんだよっ!!(しらんがな)
─── へえ。漫ちゃんって末原先輩の推薦があったこと知ってるんだ。
回想漫ちゃんのおっぱいがヤバイ。張りがヤバイ。実に触りたいおっぱい。これ絶対ブレザーの前閉まらないよね。
悪いことじゃないし、赤坂監督が裏でこっそりと教えたのかな?
漫ちゃんはたぶん特待生とかじゃないから、レギュラーの先輩からその才能を認められてるって事は嬉しいことだよなあ。
まあ、新道寺のすばら先輩みたいに思いがけず二人の会話を聞いてしまったパターンもあるけれど。
一年生の頃から試合に出ている漫ちゃんだから、その期待に応えたいって気持ちは人一倍だろうねえ。
そんな漫ちゃんの手には と、再び混老役満級のものが入っていた。
うお、これまたスゲー綺麗な手牌。生唾を呑んでしまう。
……もしかしたら、爆発漫ちゃんは鶴賀のかおりん・白糸台の尭深さんに次ぐ、最も役満に近い選手なのかも。
バラエティ豊かな 【咲-Saki-】シリーズの雀士の中で、高い早いといった印象を持つ選手は数あれど、
”役満” を覚える選手はそうそういないので、個人的には新しく爆発漫ちゃんがそのメンバーになったかな。
役満が直ぐそこにある手でありながら、漫ちゃんは役満放棄のオタ風 ポン。
その意図とは ─── もちろん、早さ!!
変換する! 火力を速度に!!
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漫ちゃん 和了 (ツモ・4,000・8,000は4,300・8,300) |
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ツモ!! 4,000・8,000の3本付けです!!
漫ちゃん格好EEEEEEEEEEEEEEE!!(((((゚∀゚)))))
格好良過ぎて呼吸おかしくなるわw
笑み調の辻垣内さんもイイ!!とてもイイ!!
もうこの一連の流れ、冗談抜きで何十回も見直した。冗談抜きで永久保存版。
しかも全然安くなかった、混老対々三色同刻三暗刻なんて長い呪文が安い訳なかった。
末原先輩も今頃ニヤッニヤしてるんじゃないかなー
善野監督は見に来てるし漫ちゃんは爆発するしで、これが本当の素敵状態なんやな。
これが本当の 末永く爆発しろ!なんやな(違)
大将戦、燃え燃えな末原先輩が見れるだろうか。
はあ興奮した。
あと、前もそうでしたが、爆発漫ちゃんはドラ0でここまでの手を作り上げるので、阿知賀の玄とは相性が良い方なのかなと。
仮に姫松が決勝へ行ったとして、爆発条件に不足のないチャンピオン照、ドラを抱え込むドラゴンロード玄 ───
先鋒戦、悪くない戦いが出来そうだなと。
なお、描写カットの前半戦南四局ですが、後半戦の個人収支から逆算すると
───
漫ちゃんがアガっていることが分かります。
恐らくこちらも 「安くしても和了る!」 の方針で、鳴き速攻で制したのでしょう。
そんなこんなで、先鋒戦が終了。
結果は上記の通り。
優希メチャクチャ頑張ったけど攻め負けたかー
だが 「今度こそ 誰にも賽は振らせない……!!」 を照れなく本気で言ってのけた心意気は見事だった。
その心意気に見合うだけポテンシャルと、アドバイスを真摯に受け止める柔軟性、自制攻守の判断力を見せてもらった。
今後の為の反省は必要だろうが、落ち込む必要はなく、また、恥ずべきことも何も無い。
良い試合だった。
─── でも、優希は根が真面目で 今までもずっと自分のマイナスに涙を流してきている子 なので、元気失くしてないか
心配です。
や、試合は勝たなければ意味がないのだけれど、分かっているのだけれど!!
それでも 良い試合だった!!と言わざるを得ない。
よくやったわ、マジで。
部長か染谷先輩は優希を痛いくらいに抱き締めてあげるべき。
はい。
─── と、ここで試合を観戦している越谷女子と劔谷の面々が描かれておりました。
八木原さんは席順的に見切れているとして、劔谷も仲良し三人組が集まっている絵だから、古塚部長と依藤さんは
カットか……
え? 私の依藤さんがカット、だと!? (゚д゚)
軽い絶望だよ!!私が爆発だよ!!(え)
立先生の依藤さん見たかった。
貴重な依藤さん……見たかった。
おお!!久しぶりとなりましたが、この台詞は恐らくみさきアナ!!
野依プロももっと解説しても良いのよ?w
ってか、次鋒戦も先鋒戦クラスの濃度でやって欲しい。
ポジション的に器用な選手が集まっているだろうから、試合面白いと思うんだよね。
染谷先輩の熱闘見たいぞ。
次号のヤングガンガン発売日は07月05日で 【咲-Saki-】 が掲載予定です。
しかし、直近の06月25日にはビッグガンガンが発売、【咲日和】が掲載予定。
そろそろ新連載の情報来るんじゃないでしょうか!?
期待!!
新しいMEMOとして
・【咲-Saki- 本編】 県予選(長野)・全総合・個人収支グラフMEMO
・【咲-Saki- 本編】&【咲-Saki- 阿知賀編】 歴代・全総合・個人収支グラフ
MEMO
各種を更新しております。
つ、作るの大変だった……
歴代としては、先鋒勢がTOP5を独占ということで、さすがのエース区間。荒れてるなー
あとやっぱ点数に縛られずフリーダムで攻められるという事も大きな要素なのでしょう。
県予選の池田なんかが代表格ですが、バトンを渡された段階でスコア負けしている状況だと、限られた局数で逆転手を組み上げなければならないので、”安手で逃げる”
ことも出来なければ、今回、優希や漫がやっていた ”火力を速度に” というのも、全然自由には出来ませんので。
うむ。なので、池田に限らず、大将勢は個人収支という点では成績を残し難いポジションなんだと改めて思います。
先鋒は後の戦局を左右する責任を担い、そしてもちろん、ケースバイケースで次鋒・中堅・副将にも役割があって、大将は終局の全てを背負う。
これぞ団体戦の醍醐味だなーと。
みんな頑張れ、マジ頑張れ、と。
※ 追記 ※
アニメ描写から、県予選(奈良)の先鋒戦と大将戦の個人スコアが判明しておりましたので、後日追加修正します。
拍手メッセージに感謝致します <(_ _)>