自分が作成していた得点収支表と今号の優希の台詞が噛み合わないなー
と、一から計算し直したり、ビクビクしながら小三時間程ずっと頭を抱えていたのですが、どうやら普通に間違いだったみたいだ。
解決してスッキリした。
他の漫画とかでもあるだろうけど、スコア系の計算は一個ズレたら話の内容もズレるので、【咲-Saki-】も大変だなあと思う。
牌譜とかもあるし。
マジ凄いな、麻雀漫画って。
しかし、最近誤植が多いのは気になる。
これはどっちかというと編集さんの方になるのだろうけれど ───
パッと見、今回の掲載分だけでこれだけの数がある。
直近では <105局・旧友>の ×Davin(ダヴィン) → ○ Davin(ダヴァン) もあったかな。
私も仕事でミスはするし、人間なのだからミスはあって当然だろう。
だから、特別駄目だと言う気は毛頭ないが、漫画はルビ一つで大きく意味が変わってくるシーンもあるし、それを生業・本職とするプロが手掛けるモノなのだから、もう少し注意して欲しいとは思う。
漫画の校正ってダブルチェックとかトリプルチェックって入ってないのかなあ。
あと、今回発覚した戒能プロの出身地誤植、既出のすこやんの苗字誤植 ───
過去に単行本の修正がきちんと反映されていなかった件 もそうだ。
どうも外的要因でガッカリというか残念と感じることが多い。
すこやんの苗字誤植なんかは、何だかまだ 「ああ……」 と思えるんだけど、”フォーマットでそのまま長野が入ってました感”
が強い戒能プロの誤植はイージー中のイージーなミスと感じる。
チェックの人は一体何をしていたんだ、と。
ものづくり日本のクオリティ、ものづくり日本の魂はどこへ行ってしまったのか、と
(ええええええええええ)
はい。
そんなこんなで ─── 頑張れ編集!!(カード誤植はたぶん別の人だろうけれども)
大好きな作品なだけに、切にそう思うよ。
そして、【咲-Saki- 11巻】 と 【咲-Saki- 阿知賀編5巻】の修正についても幾分残念だった。
立先生が 「間に合わなかった」 と書かれているということは、後からヤベッ、と気付いたのではなく、修正箇所を把握していた上で出版したということになる。
や、もちろん素人じゃ決して分からないような大人の事情もあるのだろうけれど……
事故入院のこともあったのだし、遅れても良いから十全な状態で販売して欲しかった。
うん。
だが、その反面、ぶっちゃけこういうのはコソッと修正しても良い訳で(寧ろそういうシステムの漫画の方が大多数の筈)
いつも正直に書く立先生は、何だかやっぱ ”良いな” と思う。
愚痴的なことも一切言わない人だし、その姿勢が好きだなあ。
仮に 【咲-Saki-】シリーズが完結しても、この人の作品は追っていきたい。
頑張れ立先生。
と、まあ真面目な話(?)は以上で終わりにして。
あの文章の中に サラッと面白い設定が公開 されていて驚きましたw
泉も全国ランキング2位にして関西最強校のレギュラーっ子なので強い選手に相違ありませんが、それでもさすがに魔物級には劣っていると見えます。
彼女は、現状いわゆる ”普通に強い” 部類の子な訳ですが。
いやはや、男子はチャンピオンを以ってしても ”普通に強い” くらいのレベルとは……
つまり、牌は女子しか愛さないと?
だとしたら ─── うん、 そのポリシーは千言万語の賞賛に値する(真顔)
いえ、この設定って 【咲-Saki-】 に何の影響も与えないというのは重々理解しているのですがw
何せ私は女子がパワフルな漫画が好きですので、何か今まで以上にもっとハマれる要素を見付けてしまった気分。
まさかこんな角度から、更に 【咲-Saki-】 にハマることになろうとは。
予想外だった。
前々から名前だけは出ていた明星さんの容姿確定と、新キャラとして映っていた子の名前が確定しました。
明星さん……中等部であのおっぱいなのか…ゴクリ。
十曽さんも中等部なのかな?
明星さんと同学年なのかも気になるところ。
あとチラッとでも良いから顔が見てみたいなー
─── そんなこんなで、ヤンガン本誌感想へ。
南二局 |
南一局にアガりを果たし、ホッと焼き鳥回避の漫ちゃん。
目には導火線のようなものが映り込み、爆発へ道程は今局も継続中である事を示しています。
対する残り唯一の焼き鳥っ子である成香さんは 「今回はなんとか和了りたいです……」 と今局に臨み、
牌もその気概に応えたのか、成香さんの手牌は で
タンピン一盃口三色+ドラ4が見える倍満追い風。
その後、見事 を引いた成香さんは 切りで闇聴倍満テンパイ、
「すてきに入りました……っ」
待ちは の2面、点数にして16,000 ─── 現状最下位の成香さんにとっては、是が非でも仕上げたい手です。
しかし、切るべき は で を1面ピンポイントに待っていた
漫ちゃんの導火牌(え)
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5,800を放銃。
期待させるだけさせておいて無慈悲に突き落とす ─── 牌さんマジでドS。
南二局(一本場) |
再び点火された漫ちゃんの導火線。
それを察する優希は 「これ…部長が言ってたやつだじぇ」 と部長の言葉を思い出していた。
部長曰く、漫ちゃんの爆発時の特性は ”和了牌が789に偏る” 傾向にあるだそうだ。へえ。
試しに二回戦で神代が ”寝た” オーラス時の漫ちゃんの手牌を調べてみようと思ったのだけれど、見事に漫ちゃんの
手牌だけが描かれていなかったw
くっ…残念だ。
アニメ版で映ることがあるのなら、不発ながらも、もしかしたら789系の牌でアガれそうな(爆発の兆候っぽいような)感じの
手牌になっているのかも知れない?
─── と、そうこうしている内に、優希の手に が入る。
切りで (平和+ドラ2・3,900は4,200) (平和一盃口+ドラ2・7,700は8,000) の2面テンパイ。
切りで (平和+ドラ2・3,900は4,200) (タンピン一盃口+ドラ2・8,000は8,300) の2面テンパイ。
タンヤオを消すメリットがどこにも無いので、普通なら 切りでリーチする場面だと思われます。
だが、優希は 「ひとつ欲張るより部長の言いつけを守るじょっ!」 と警戒遵守、
789系 (あ、この書き方新幹線みたい ← 凄くどうでも良いです) を避けた、低目の 切りを選択。
しかし ───
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その牌は の3面でテンパイしていた漫ちゃんの当たり牌。
2,700を献上、考慮対象の のどちらを切っても振り込んでいたという不運な結果となりました。
だが、漫ちゃんの和了形を見れば 「ひとつの欲張るより部長の言いつけを守るじょっ!」 という、優希の選択は
英断であったことが一目瞭然で分かります。
切りでの振り込みならば、翻牌のみの2,400は2,700 ───
切りでの振り込みならば、翻牌全帯の9,600は9,900 ───
2,700の振り込みと9,900の振り込みではスコア変動が雲泥の差ですから、ナイス優希ナイス部長です。
親っかぶりがキツかったけど、南場でも粘ってるなあ、優希。
─── あと、このシーンの漫ちゃんの逡巡顔と間合い(コマ割り)がとても良かった。
安目の方の牌でアガるか否かを迷ってる瞬間って、私も確かにあんな感じの顔をしているような気がします。
無事にアガったとはいえ、自戒を忘れない漫ちゃん。
「半歩踏み込んだらやられる」 とする辻垣内さんの手牌は で
待ちは (役なし) の2面。
辻垣内さんの河は だから、 あの形なら正直 を落として を受け入れたくなるのですが、
敢えてそれをせず、漫ちゃんの当たり牌 をキッカリ止めてることになりますね。
それでいて自分の手もテンパイまで組み上げている ───
成香さんはまだちょっと分からないけれど、さすがは全国ベスト8まで残った高校同士の攻防。
心・技・運の全てにおいて高レベル戦。紙一重。
手に汗握りますわー
南二局(二本場) |
未だその火は顕在、漫ちゃんの配牌は の
「配牌一向聴で三暗刻・三色同刻 ツモり四暗刻まで見える!」 といった凄まじい並び。
これを逃そうもんなら、もう逆に笑うしかありません。
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しかし、そんな漫ちゃんに向けられる刃が一振り ───
辻垣内さんは、優希からをポン、成香さんからをポン、再び優希からをポン。
咲さんが 「役がなければ嶺上でアガれば良いじゃない」 と打つように(え)
辻垣内さんも 「爆発するのならツモらせなければ良いじゃない」 と打つ。
アカン、踏み込まなくても殺られるw
耐えろ漫ちゃんんんんんんん−ー!!!!
次号のヤングガンガン発売日は06月07日で 【咲-Saki-】 が掲載予定です。
しかし、その前の05月25日にはビッグガンガンが発売 【咲日和】 が掲載予定。
AT-Xさんの方では 【咲-Saki- 阿知賀編 アニメ版 第16話(最終回)】 がファーストオンエアー!!
私は観れないのですが、何やら最後には重大発表的なモノがありそうなのかな?
ワクワク過ぎる。
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