月刊少年ガンガン本誌より 【咲-Saki- 阿知賀編 episode of side-A】 <第19話・本領>




情報出展・- SCIASTA


立先生が負傷されていたということで、ものっそい驚きました。
無事でホント良かった。
漫画媒体が ”未完で完結” すること程、悲しいことはないからなー
この数年、立先生ずっと忙しかったでしょうし、怪我なんて不可抗力ですし、不幸中の幸いと割り切ってリフレッシュして頂きたい。

個人的には人生不動のNo,1漫画です。
立先生が早く完治して、万全の体制で連載再開してくれることを祈ります。

しかし、立先生の阿知賀ネームって恐らくこれが初出だと思うのですが……
私が知ってる ”ネーム” じゃなかった。
あっれ!? 他の漫画家さんのとかも見たことありますけど、ネームってもっとこう雑なものじゃなかったっけか。
大筋が分かる程度のもので、構図なんかはあそこまで描かないイメージ。
ここまで描くものなの? 個人差?

【咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A OFFICIAL FANBOOK】に書かれていた

文字ネームじゃなくて、絵のネームなので完成原稿に近い形で上がってくるんですよね。
普通に見て完成型が目に浮かぶくらいの非常にレベルの高いネームでした。<浦畑>

─── は本当に本当だったんだな、と。
お疲れ様です。




情報出展・- SCIASTA


末原先輩!? 末原先輩じゃないですか!?
え、ちょ、これいつ応募掛かって!?
はっちゃんと咲さんは応募した記憶がある(全戦全敗)けど、末原先輩のは記憶に無いぞぉおおおお!!
見逃してたのかな……
ヤンガンは 【咲-Saki-】 だけ抜いて処分しちゃってるから読み返せないし……
うわ……駄目だショックだ。
私は一体何をしていたんだ。アホなのか。馬鹿なのか。



本誌 【咲-Saki-】 も、しばし休載が決定。
次回からヤンガンの購入をどうしようかと真剣に悩む。
【オシエシラバス】 も終わっちゃうみたいだし、【牙の旅商人】 も長期休載だし、もう読むのは 【キャタピラー】 くらいになっちゃう。
連載復活までの繋ぎとして 【咲-Saki-特集】 みたいなのしてくれないのかなあ。



─── そんなこんなで、阿知賀編の感想へ。



淡のダブリーに対し、穏乃はハルちゃんの助言を思い出していた。
なんでも、白糸台は学内に複数のチームがあり、その対抗試合で勝ったチームが大会に出てくるのだそう。
それが ”チーム虎姫”

「だから必ずしも白糸台のトップ5が代表になるわけじゃない」


えええええええ!?!?!? 白糸台、何やってんの!?

どう考えてもテルーを有したチームが代表です、本当にありがとう御座いました。
えええええええええええええええええ。
さすがに意味が分からない選出方法だと思った。
県予選ならまだしも、夏の全国大会にトップ5出さないで、一体いつ出すと言うのか。
新道寺みたいに戦略下地があってのトップ5以下採用なら納得もするけど、これは……
例えば、白糸台は照が先鋒で点を稼ぐから、次鋒=守備型・中堅=守備型・副将=攻撃型(万一の保険)・大将=守備型
─── みたいな意味での 「トップ5が代表になるわけじゃない」 というのなら、 ”勝ち” に来てるんだなとかは思うけども。
どうしてこうなった。
メゲるわ。
そして、最悪のケースは、白糸台がまさかの敗退を喫してしまった時に、この設定が言い訳として採用されることだ。
それだけはマジで勘弁。
夏の全国大会って、その競技に真摯に取り組んでる人なら、憧れて憧れて一度は立ちたいって願う場所なんだぜ。
三年生からしてみれば集大成みたいな場所で、この大会にどんだけの価値があると……!!

「全選手の表情だけをずっと追ってる映像データがあるんだよ」


地域によって設備差異は当然あるものだけど、これ西東京だけ情報露出多くて可哀相だな。
他県の参謀役は大喜び。フナQや末原先輩も収集していそうだ。
ってか、 表情だけずっと追われるとか普通に嫌過ぎるw

─── 『多治比 真佑子(二年・松庵女学院・西東京・大将)』


淡と対戦した多治比さんは、どうやらセンサー持ち。
映像データには、ダブリー ”直前” に彼女の表情が一変、恐怖に染まっていたことが見て取れた。
ハルちゃんはその一瞬に着目。
淡のダブリーはただのダブリーではない、と。
ふむ。
照が言っていていた淡の本気披露 「地区大会で一局だけ」 はこの時のことだったんだな。
対した多治比さんは心の傷を負っていそうな勢いの絶望っぷりですが…… (゜∀゜)
だが個人戦でも活躍していたというとで、再起不能とかになってなくて良かった。
今後出番はあるかな?


続・南四局


  淡は を暗槓。 待ちは  の2面。
  
  穏乃は ツモで淡の当たり牌を掴むという窮地に立っていた。

  既に三色一盃+ドラ1をテンパイしている状態なので 「つっぱるならツモ切り…」 の場面です。

  五向聴から手を組み上げてきた経緯や、得点差を考えると、崩すのは断腸の思いに違いありませんが

  しかし、穏乃はハルちゃんのアドバイスに従い完全安牌の 切り ───

  見事、窮地を脱して見せた。

  そして、姫子もテンパイ手が入る。 ツモ

   切りで平和三色+ドラ1の手であり、姫子は現物を持っていないことを加味すると、ここは当然の 切り。

  しかし ─── は淡の当たり牌。

淡 和了 (ツモ・18,000) ドラ表示


  カン裏の が乗り、ダブリー裏4の18,000。

  通常なら麻雀の神様に 『私なにか悪いことしましたっけ……』 と問うただの不運。


  ─── 淡がロンした時、”逆回転” で和了宣言しているのを見て、家で真似してやってみたのですが
  牌が カションッ とバラバラになり無駄に切なくなりましたw
  この大会を見て淡に憧れたチビッ子達も真似をしたがると思うのですが、練習は必須やね。
  部長のツモなんかもそうだけど難易度高いぞー!!
  失敗したら恥ずかしいし切ないし。
  頑張れ (しらんがな)


南四局(一本場)


  淡は再びダブリーからのカン!!
  ここからはダブリー淡の独壇場っすよ!!─── という展開になるのかと思いきや、淡はなかなかアガることが出来ない。

「ピンゾロ…!!そりゃいい しずが大星淡と戦えるかどうか この局で決まる!」


  ハルちゃんの意味深な発言。
  フナQの 「この数巡以内に大星が和了るはずや」 という予想さえも覆し、場を制したのは───

穏乃 和了 (ロン・7,700は8,000) ドラ表示
(詳細不明)



  たかかもしずのだっ!!(By 衣さん)

  な!? 穏乃、衣に名前をフルネームで覚えられているとは凄いな。

しかも 「衣は海底撈月で3回和了った でも ホントは5回和了るつもりだったんだ」
「2回目には海底に辿り着くことすらできなかった」

  だと……!?
  おいおい。とんだ怪物だぜ、たかかもしずのっ。
  個人的には、衣の海底って咲さんでも破れてなかった印象があるから、え、穏乃もそっち側のヒトなの……(カタカタ)
  咲さんが衣を攻略したのって、対トヨネ戦と同様に、自分の能力で ”上回る” ・ ”受け流す” ことをしたからであって
  真っ向勝負の ”破る” ということは出来ていなかった筈。
  穏乃はそれをやってのけたと言うのか…!?
  穏乃自身の言葉を借りるのなら、「えっ 何やだ 怖いっ」

  で ─── この南一局(一本場)、穏乃が何をしたのか、この時点では全く分からなかったが、
  後に明らかになる淡の能力癖によって、ある一つの可能性は考えられた。
  我らがフナQ先生の解説によると、淡は

・壁牌最後のカド直前でカンをかけ、そのカドを越えた直後に和了っている

  のだそうだ。
  その後にはハルちゃんから穏乃への

・「しず…その3人 ─── その3つの山は登れそう…? 深いところまで分け入ることができた?」
・「視界良好!!」

  という ”山” フレーズを帯びた台詞を考慮すると───
  要するに ─── 今回サイコロの出目が2で、淡がカン

  という認識で良いのだろうか?

・前半は 『自分の山牌支配(当たり牌は掴ませない)』
・中半〜後半は ”山登り中” で 『どんどん山牌支配領域が他家までに広がる』
・オーラスは ”視界良好・登頂達成” で 『直撃・山越し直撃が可能』

  こんなイメージが湧いた。
  衣が海底阻止を喰らったのは 「衣は海底撈月で3回和了った でも ホントは5回和了るつもりだったんだ」
  その内2回は、海底牌が穏乃の山に眠っていたり、もしくはオーラスで ”視界良好” モードに入ったからアガれなかったとか?
  
  ─── 「2回目には海底に辿り着くことすらできなかった」

  この後の対戦のことを指している、という推測はどうだろう。
  穏乃は既に衣との対戦経験を経て、”視界良好”モードに突入済み、衣に海底を掴ませなかった。
  これならば、穏乃が衣に 「一寸厄介」 と言わしめたのにも一応筋は通る。  
  
  うーん、でもやっぱ決定打には欠けるね。
  描写が少な過ぎて何とも断言は出来ないが ─── 少しでも説得力を持たせられたらと思うので
  以下、山牌に主眼を当てて、露出度の高い穏乃の闘牌を振り返ってみました。
  (追記:縮小したら文字が潰れて読み辛く……申し訳ない)
  

  一応、今のところは穏乃が自分の山牌から当たり牌を掴まれた描写はない。 
  後半戦で八木原さんに振り込んでたけど、あれはツモ切りじゃなくて自分の手牌から切った牌で振り込んでるので
  仕方ないと思われる。
  ……ってか穏乃、アガる牌 1-9が多くて、振り込んでるのも9なんだな。愛されてるなあ。
  この準決勝、オーラスで穏乃が誰かを1-9山越し直撃して決勝進出を決めるんじゃないかなー なんて考える。


「何 黄昏てんのよ」
「憧」


穏乃と憧の独特な雰囲気が好きだ。
しっとりとした静かな感じなのに割って入れる気がしなかった。
「あと半荘1回かぁ…」 → 「え…あと11回だよ」 も最高だった。

「CMあけたぞおまえら─── ッ!! テレビの前に大集合だ─── ッ!!」


かつて、部活モノでアナウンサーが1ページをぶち抜きで使ったことがあっただろうか(゚∀゚)
いや、ない。
ワラタ。

「クビになったらすこやんが責任とって養ってね」
「え… あ… うん… って私の責任……!?」


すこやん、本来ツッコミ入れるべき場所はそこじゃないw

さすが日本最強っ。こーこちゃん一人くらい余裕で養えるぞぉおおおヤッタァァァーーー!!!!
公共の電波を使ってのプロポーズ成功、おめでとう御座います(え)
末永く爆発したら良いじゃない。
マジ応援するわ。幸せにな!!(*´Д`)
でもこーこちゃん、「またスポンサーさんからクレームくるよ!?」って、”また”ってw


東一局


淡 和了 (ロン・12,000) ドラ表示


  淡は地和寸前のツモ切りダブリー!

  カド直前でカン、 またもやカン裏を乗せて姫子から12,000を削った。

  カン裏乗り度は100%か。
  筐体脱衣麻雀もびっくりの凶悪にして絢爛な能力だ。

  淡のダブリーを防ぐには 「その前にチーかポンを入れること…!!」 だそうだが、絶対安全圏の最中では
  不可能にも等しいよなあ。

  ─── ふと思ったけど、照でも淡でも一応は鳴くことによって能力妨害は出来る(詰みの状態は除く)んだから、
  鳴かれても当たり牌を掴めるようになってる優希って相当ヤバいな。
  東場限定なら 『淡のダブリーを打ち破れる高校生10傑』 に入っていても違和感ないわ。


東二局


「それやったらいつも通り ─── ここは自力で全力で!」


  竜華の自力全力キターーーー!!ヽ(゚∀゚ )ノ


  あるぇ!?

  …………竜華の自力活躍が見た過ぎてそろそろ死ぬ。
  ん。
  だが、いちいち淡vs姫子が熱くて堪りません。
  構図も群を抜いて格好良い。
  滾るな。

姫子 和了 (ロン・8,000) ドラ表示


  結果、今局はリザベーションを携える姫子の勝利。
  強い。

「新道寺のふたりのコンボの方がプロでもやぶれないんじゃないかと思う」


  すこやんがアップを始めました。
  でも実際、どうなんだろうw
  確か新道寺はプロと練習試合をしていて───

  鶴姫も箱にされている筈。
  それとも、団体戦じゃなかったらやっぱリザベーションは出せない?
  あ、普通にリザベーションは通っても他の部分でトバされた可能性もあるのか。
  個人的にはプロには簡単に負けないで欲しいから、破って欲しいとは思うんだけどなあ。
 

「大星のダブリーなら破ったことありますよ」


  亦野さんの ”淡のダブリーを破った方法” は面白かったw
  なるほど 『山を繋げて円形にする』 か。
  試合では使えないけど、お茶目で柔軟な発想だね。こういうの意外に大事だよ。
  たぶん亦野さん、これからまだまだ強くなれるわ。


東三局


 姫子の手に灼が降臨(え)

  の4面張!!

 引く理由はないのだが、それは同時に淡の牙に掛かることを意味していた。

淡 和了 (ロン・18,000) ドラ表示


 ツモ切り をアガられ、18,000を放銃した。


東三局(一本場)


淡 和了 (ロン・18,000は18,300) ドラ表示


  次局、竜華が を切り、18,300を放銃。

  これでカンダブリーに喰われていないのは穏乃だけとなった。


東三局(二本場)



  「これ以上親を続けさせてたまるか」と、竜華が怜ちゃんを投入。
  病院にいる怜(本体)もそれを感じ取っているのか 「せいぜいあと1回やな」 と呟く。

「何言うてるんですか!?」
「ごめんな りゅーか… あんまり膝のってあげられんで…」
「打ち所が!? センセー!!」


  泉ぃ !! 。・゚・(ノ∀`)・゚・。
  
  笑った。これは仕方ない。

竜華 和了 (ロン・16,000は16,300) ドラ表示


  結果、竜華がリーチメンホン小三元+ドラ1で淡の連荘を阻止。
  淡も 「新道寺だけじゃない…!?」 と驚愕の表情を見せた。
  
  …………竜華の自力活躍が見た過ぎてそろそろ(以下・略)
  まさかだけど、竜華本当に ”怜ちゃん” だけで終わったりしないよね…??

  【咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A OFFICIAL FANBOOK】でも

名門校の大将だけにかなりの実力者です <小野>

  って言われたし、打ち筋ずっと待ってたのにぃいいいいいいいいーーー!!!!


東四局


「しず…その3人 ─── その3つの山は登れそう…? 深いところまで分け入ることができた?」
「視界良好!!」


うむ。穏乃の力、楽しみだなー!!



次号の月ガン発売日は03月12日で ───






最終回の【咲-Saki- 阿知賀編 episode of side-A】が掲載予定です。

嫌ぁあああああああああー!!!!


ただし、その前の02月25日にはビッグガンガンが発売、【咲日和】が掲載予定となっております。

これもしかしたら、準決勝の結果を出さずに終了するパターンもあるのでは!?


02.02 【咲-Saki-】 シリーズ 予定表

完了 県予選(長野)トーナメント表 09.11 全国大会 トーナメント表
01.06 【咲-Saki- 本編】 全国大会 和了MEMO 02.14 【咲-Saki- 阿知賀編】 和了MEMO
01.06 【咲-Saki- 本編】&【咲-Saki- 阿知賀編】 役満MEMO
11.11 【咲-Saki-】 シリーズ 全国大会 個人戦出場者MEMO 10.28 【咲-Saki-】 シリーズ 全国大会 時系列MEMO

完了 全国大会 一回戦 讃甘(岡山)vs裏盤梯(福島)vs阿知賀女子(奈良)vs射水総合(富山) 得点収支MEMO
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完了 全国大会 一回戦 清澄(長野)vs能古見(佐賀)vs千代水(鳥取)vs甲ヶ崎商業(福井) 描写なし
描写なし
完了 全国大会 二回戦 越谷女子(埼玉)vs劔谷(兵庫)vs阿知賀女子(奈良)vs千里山女子(北大阪) 得点収支MEMO
総合グラフMEMO
完了 全国大会 二回戦 清澄(長野)vs宮守女子(岩手)vs永水女子(鹿児島)vs姫松高校(南大阪) 得点収支MEMO
総合グラフMEMO
02.14 全国大会 準決勝 白糸台(西東京)vs千里山女子(北大阪)vs阿知賀女子(奈良)vs新道寺女子(福岡) 得点収支MEMO
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01.20 全国大会 準決勝 清澄(長野)vs臨海女子 (東東京)vs有珠山(南北海道)vs姫松高校(南大阪) 得点収支MEMO
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01.06 【咲-Saki- 本編】&【咲-Saki- 阿知賀編】 全国大会・全総合・個人収支グラフ MEMO



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